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ロシア海軍の将来コルベット・プロジェクト20386

ロシア海軍の為の新世代コルベット・プロジェクト20386

現在、ロシア海軍向けに建造されているプロジェクト20380/20385コルベット(ステレグーシチー型)シリーズの発展型となります。
設計を担当したのは、プロジェクト20380/20385と同じ中央海洋設計局「アルマーズ」です。

プロジェクト20386は、モジュール方式兵装が導入され、更には無人機(無人ヘリコプター)が搭載されるとの事であり、20380/20385とはかなり違う艦になります。
プロジェクト20386「常備の基本兵装」「取り外し可能な戦闘モジュール」を装備するとの事です。
現在の所、1番艦の起工は2015年末~2016年初頭に予定されています。
[ロシア海軍の新型コルベット・プロジェクト20386の1番艦は2015年末-2016年初頭に起工される]
[ロシア海軍の新型コルベット・プロジェクト20386の1番艦は2015年に起工される]

そして、2015年7月1日からサンクトペテルブルクで開催されている国際海洋兵器展示会IMDS-2015において、、プロジェクト20386の概要が明らかにされました。
【IMDS(International Maritime Defence Show)公式サイト】

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上部構造物は、ベースとなったプロジェクト20380とは全く違います。
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プロジェクト20380/20385には有った後部ヘリコプター格納庫は廃止され、ヘリコプターは甲板下へ収納されます。
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艦の横から高速艇を出す事も出来ます。
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艦尾からは曳航ソナーを出すことが出来るようです。
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兵装は、艦首にA-190-01 100mm単装砲1基、高射ミサイル複合体「リドゥート」垂直発射機16セル、AK-630M 30mm機関砲2基が確認できます。
この他、対潜/対魚雷複合体「パケート-NK」も搭載されているでしょう。
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そして、上部構造物の中に対艦ミサイル「ウラン」4連装発射筒2基が収められています。
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ただ、プロジェクト20386モジュール方式が導入されるので、これらの兵装は変更できるようです。
おそらくは、砲兵装「常備の基本兵装」ミサイル兵装「取り外し可能な戦闘モジュール」でしょう。
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