ロシア海軍太平洋艦隊の『決闘』演習がオホーツク海で行なわれた
- カテゴリ:ロシア太平洋艦隊(2012-2015年)

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年7月7日10時05分配信
【太平洋艦隊の艦は仮想敵の空中攻撃を撃退した】
モスクワ、7月7日-ロシア通信社ノーボスチ
沿海地方小艦隊艦船支隊はオホーツク海で、アクティブレーダー妨害及び対空防衛システムを用いて仮想敵の空中攻撃を撃退した。
東方軍管区広報サービス・情報供給部長ローマン・マルトフ1等海佐は発表した。
「親衛ロケット巡洋艦ワリャーグ、駆逐艦ブイストルイ、大型対潜艦マルシャル・シャーポシニコフ、アドミラル・ヴィノグラードフで構成される沿海地方小艦隊艦船支隊は、アクティブレーダー妨害及び対空防衛システムを用いて仮想敵の大規模な空中攻撃を撃退しました」
彼は話した。
広報サービス代表は「決闘」の一戦はオホーツク海で行なわれ、「敵」の役割はカムチャツカグループの艦艇支隊が演じた事を付け加えた。
[ロシア海軍太平洋艦隊の親衛ロケット巡洋艦ワリャーグとカムチャツカの小型ロケット艦部隊の『決闘』が行なわれる]
今回のオホーツク海『決闘』演習へ参加したのは、ロシア太平洋艦隊の沿海地方小艦隊とカムチャツカ方面部隊(北東軍集団)の以下の艦です。
[沿海地方小艦隊艦船支隊]
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」

駆逐艦「ブイストルイ」

大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」

大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフ」

[カムチャツカ艦艇支隊]
小型ロケット艦「モローズ」

小型ロケット艦「イネイ」

小型ロケット艦「スメルチ」

この両部隊が敵味方に分かれ、カムチャツカ艦艇支隊の小型ロケット艦3隻は対艦ミサイル「マラヒート」を発射し、沿海地方小艦隊艦船支隊は電波妨害を仕掛けながら全ての対空兵器(ロケット巡洋艦「ワリャーグ」:高射ミサイル複合体「フォルト」、「オサー-M」、AK-630 30mm機関砲、大型対潜艦2隻:高射ミサイル複合体「キンジャール」、AK-630 30mm機関砲、駆逐艦「ブイストルイ」:高射ミサイル複合体「ウーラガン」、AK-630 30mm機関砲)を使用し、対艦ミサイルを撃墜しました。
- 関連記事
スポンサーサイト