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ロシア海軍の水上艦の乗員の70-80パーセントは契約軍人で構成されている

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年7月18日13時29分配信
【(ロシア)海軍の水上艦の乗組員には契約軍人が70-80パーセント充当されている】
モスクワ、7月18日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア海軍水上艦の乗組員には、今日、契約軍人が70-80パーセント充当されている。
土曜日、ロシア連邦軍参謀本部・組織動員管理総局長エフゲニー・ブルジンスキー中将は発表した。

以前、海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ大将は、海軍に所属する全ての最新鋭艦の乗組員は、専ら契約軍人のみで形成されると表明した。

「我々の潜水艦乗員は、100パーセント契約軍人です。
水上艦の乗組員は、70-80パーセントが契約軍人で形成されています」
ブルジンスキー
ラジオ局『エコー・モスクワ』の生放送に出演し、こう話した。

彼は付け加えた。
契約軍人海軍の専門家として訓練すれば、彼等が軍組織に留まり、その知識を実地で生かす事が出来るので、国家にとっては遥かに有益である。

ウラジーミル・プーチンロシア連邦大統領令に従い、現在、同じキャンペーンの枠組みにおいて、軍人は15万名が召集兵である。
2008年には、この数値は、ほぼ29万名に達していた。


現在、ロシア連邦軍は、徴兵制から志願制(契約軍人)への移行を進めています。

無論、ロシア海軍も同様です。

現在のロシア連邦軍の徴兵制は、18歳-27歳の男性が1年間兵役に就く義務が有るというものですが、海軍潜水艦水上艦の場合、着任してから1年後には艦を降りてしまう徴兵では、艦での仕事を一通り覚える頃に退任してしまう事になり、実際の戦力としては期待できないという事情が有ります。
更には、水上艦が長期の遠距離航海へ出た場合、航海の途中で徴兵期間満了を迎える水兵が出てくるという問題も有ります。

この為、現在では、潜水艦乗員は全て契約軍人、水上艦乗員は70-80パーセントが契約軍人となっています。
将来的には、水上艦も100パーセント契約軍人へ移行する事になるでしょう。

なお、ロシア海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ提督は、海軍最新鋭艦は全て契約軍人で構成されていると言っていますが、これは、21世紀に入ってから建造、就役した新世代水上艦を指しています。
例えば、プロジェクト20380コルベットプロジェクト22350フリゲートプロジェクト21631小型ロケット艦プロジェクト11356Rフリゲートなど。
無論、新世代潜水艦(プロジェクト955戦略原潜プロジェクト885多用途原潜プロジェクト677潜水艦)も同様です。

ソ連邦時代に就役した艦でも、例えば、北方艦隊所属の大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラーコフ」の乗員は、2012年初頭から契約軍人のみとなっています。
[北方艦隊の大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラコフ」乗員は、契約軍人だけで構成される]

ロシア海軍唯一の「空母」-重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の場合は、1900名以上の大所帯の為か、全員を契約軍人で構成する所までは進んでいません。
[ロシア海軍空母アドミラル・クズネツォフへ新兵が着任した]
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