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セヴェロドヴィンスク造船所は生産設備を近代化した後にロシア海軍の為の将来正規空母を建造できるようになる

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年7月26日9時32分配信
【「セヴマシュ」は生産設備を近代化した後に正規空母を建造できるようになる】
モスクワ、7月26日-ロシア通信社ノーボスチ

「セヴマシュ」は、生産設備を近代化した後、然るべき決定が下された場合、正規空母を建造できるようになる。
同社の総取締役ミハイル・ブドニチェンコロシア通信社ノーボスチのインタビューに対し、こう述べた。

以前、「統合造船業営団」は、現在までに将来正規空母の外観と、その航空団、費用と建造期間、更には企業協力は定まっているとロシア通信社ノーボスチへ伝えた。
2007年にロシア連邦国防省から発注された開発には、ネフスキー計画設計局が従事している。

「国家軍備プログラムが成功裏に完了した後、正規空母建造の為の高度なレベルの決定に応じ、更には、当社発展の概念の実現という条件下において、工場は、この作業に着手することが出来ます」
ブドニチェンコ
は話した。

彼は、今後数年間、同社の全ての能力を指向する主な課題は、国家防衛発注プログラムの遂行であると付け加えた。

「セヴマシュ」総取締役は、同社は、製造のアイデア及び他の水上艦に関し、この分野での豊富な経験を有している事は明らかであると指摘した。

「私が思いますに、私共が航空巡洋艦アドミラル・ゴルシコフの正規空母ヴィクラマーディティヤへの近代化で得た経験を考慮いたしますと、セヴマシュは、この課題をやってのける事は充分に可能であります。
ロシア連邦国防省がセヴマシュに対し、このような課題を与えた場合、水上艦隊建造の為の企業協力の作成の準備作業が行なわれます」
ブドニチェンコ
は強調した。


[ロシア将来航空母艦]
[ロシア海軍将来空母概念設計案・プロジェクト23000E「シトルム」]

ロシア将来正規空母Перспективный Авианосецは、現在の所、3種類のヴァリエーション~重航空母艦(80000-85000t級)、中航空母艦(55000-65000t級)、軽航空母艦(50000t未満)が検討されています。
[ロシアは3種類の将来航空母艦を設計している]
[ロシア国防省は3つの将来原子力空母設計案を検討している]

将来正規空母の建造開始時期は、今のところは未定です。
[ロシア海軍の為の将来原子力空母の起工は2018年までの予定表には無い]

将来正規空母建造の中核となるのはセヴェロドヴィンスク「セヴマシュ」であり、同社は、造船設備の近代化を進めています。
[セヴェロドヴィンスク造船所の屋外ドックは近代化される]
[セヴェロドヴィンスク造船所セヴマシュはロシア海軍の為の将来正規空母の建造を準備する]

以前、「セヴマシュ」は、元ロシア海軍重航空巡洋艦「アドミラル・ゴルシコフ」インド海軍正規空母「ヴィクラマーディティヤ」へ変身させる大規模な(新造に匹敵する)改造工事を行なっており、この経験は将来正規空母の建造に役立つでしょう。
[重航空巡洋艦アドミラル・ゴルシコフ改め航空母艦ヴィクラマーディティヤはインド海軍へ引き渡された]
[空母ヴィクラマーディティヤはロシア造船業の空母建造経験の回復に役立った]
[空母ヴィクラマーディティヤの経験はロシアに空母建造能力を与えた]
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