セヴェロドヴィンスク造船所は重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフを2018年にロシア海軍へ納入できる

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年7月26日9時19分配信
【「セヴマシュ」は巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」を2018年に海軍へ引き渡す事が出来る】
モスクワ、7月26日-ロシア通信社ノーボスチ
「セヴマシュ」は、予定よりも1年前の2018年に重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」を海軍へ引き渡す事が出来る。
同社の総取締役ミハイル・ブドニチェンコはロシア通信社ノーボスチのインタビューに対し、こう述べた。
セヴェロドヴィンスクへの海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ大将の出張業務中、「セヴマシュ」は、巡洋艦を予定よりも1年早く納入する課題を与えられた。
2019年ではなく、2018年に。
「今日において、造船会社の艦の修復の為の全ての作業は、設定されたスケジュール期日に沿って遂行されております」
ブドニチェンコは話した。
彼は、艦の修復プロセスの管理、問題点を明確化し、それを解決する為、軍事産業委員会が部局間作業グループを作成したと付け加えた。
「全ての作業は管理下に在り、確実にテンポを加速させる為、必要に応じ、その実行サイクルに追従する事が可能となります」
「セヴマシュ」総取締役は指摘した。
彼によると、現在、巡洋艦は、問題点の洗い出しと船体構造の解体、そして来年の課題だった主要船体構造の形成、重要な大型機器の積載、電線敷設工事の遂行を完了している。
現在、プロジェクト11442重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」は、セヴェロドヴィンスクの「セヴマシュ」造船所で大規模な近代化改装が行なわれています。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2018年に復帰する]
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装の為の新たな兵器調達]
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装は2019年に完了する]
2014年10月24日からは「セヴマシュ」の屋外ドックへ入渠しています。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフはセヴマシュ造船所の屋外ドックへ入渠した]
近代化改装に当たり、「アドミラル・ナヒーモフ」は兵装やレーダー等を含む古い各種機器を撤去、解体していますが、この作業は2015年中に完了します。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの古い各種機器の解体・撤去は2015年中に完了する]
既にタービンエンジンの修理も始まっています。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフのタービンエンジンの修復が開始された]
2015年5月末、ロシア海軍艦船建造管理部長ウラジーミル・アレクサンドロヴィチ・トリャピチニコフ氏は、「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装が2018年には終了すると述べました。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2018年にロシア海軍への復帰を予定している]
ロシア海軍総司令官ヴィクトール・チルコフ提督も、「アドミラル・ナヒーモフ」は2018年に復帰すると述べました。
[ロシア海軍は近代化された重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフを2018年に受領する]
そして今回、造船業界サイドである「セヴマシュ」総取締役ミハイル・ブドニチェンコ氏も、「アドミラル・ナヒーモフ」は2018年にロシア海軍へ引き渡せると述べました。
「アドミラル・ナヒーモフ」復帰後、同型艦「ピョートル・ヴェリキー」も近代化改装されます。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーの近代化改装は計画通り行なわれる]
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