ロシア海軍の為の第5世代通常動力潜水艦カリーナ級の建造は2020年以降に始まる

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年7月30日12時13分配信
【最新非核動力潜水艦「カリーナ」の建造は2020年以降に始まる】
モスクワ、7月30日-ロシア通信社ノーボスチ
嫌気性(非大気依存)発電装置を有する第5世代最新非核動力潜水艦「カリーナ」は、2020年以降に起工される。
木曜日、ロシア海軍本部の高位の代理人はロシア通信社ノーボスチへ伝えた。
「我々は、プロジェクト"カリーナ"に取り組んでおります。
と同時に、潜水艦のトップの起工は2020年以降になります」
対談者は話した。
彼によると、中央設計局「ルビーン」が開発した嫌気性装置の出力は、潜水艦のエンジンの完全な動作の為には、今だ不充分である。
「ですが、この装置は、2018年には完成します。
従いまして、その後に潜水艦が起工されます。
それは2020年以降になるでしょう」
対談者は話した。
彼は、これが閉サイクル(機関)を有する根本的に新しい艦となる事を強調した。
「ドイツ人は既に現在、浮上する事無く3-4週間航行しております」
対談者は話し、この装置はディーゼル潜水艦を少なくとも10-15日以上は水中に滞在させる事が可能であると指摘した。
以前の7月、「統合造船業営団」国家防衛発注局取締役アナトーリー・シレモフは、中央設計局「ルビーン」がロシア連邦国防省から発注された嫌気性(非大気依存)発電装置を有する非核動力潜水艦「カリーナ」型の予備設計を開発したとロシア通信社ノーボスチへ伝えた。。
嫌気性発電装置とリチウムイオン電池は、同社が近年に取り組んできた中央設計局「ルビーン」による最新の開発の1つである。
それは、浮上する事無く非核動力潜水艦の水中滞在期間を大幅に増加させる事を可能にする。
現在、ロシア海軍の第5世代通常動力潜水艦「カリーナ」級の設計作業が海洋工学中央設計局「ルビーン」により進められています。
[ロシア海軍第5世代AIP潜水艦カリーナ級1番艦は2017年に起工される]
[ロシア海軍の為の新世代AIP搭載潜水艦は2018年から建造を開始する]
[ロシア海軍の為の第5世代通常動力潜水艦カリーナ級の予備設計作業は完了した]
海洋工学中央設計局「ルビーン」は、通常動力潜水艦の為の新たな非大気依存発電装置(AIP機関)及びリチウムイオンバッテリーの開発を進めています。
[ロシア海軍の新世代潜水艦の為のAIP機関の試験は進んでいる]
[ロシアは潜水艦用のリチウムイオン電池の試験に成功した]
「カリーナ」級は非大気依存発電装置(AIP機関)を標準装備します。
以前には、「カリーナ」級の建造は2018年から開始できると報じられましたが、肝心の非大気依存発電装置(AIP機関)の開発完了が2018年以降になるので、潜水艦の建造は、その後-2020年以降になるようです。
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