未完の練習艦ボロジノ(旧警備艦ノーウィック)
- カテゴリ:ロシア新世代水上艦
プロジェクト12441警備艦「グローム」級1番艦「ノーウィック」

ロシア海軍の新世代艦として、1997年7月26日にカリーニングラードの造船工場「ヤンターリ」で起工されました。
プロジェクト12441警備艦は、それまで小型高速艇を手掛けていた「アルマーズ」設計局により設計され、当初は、小型ロケット艦の拡大型である満載排水量2000トン未満のコルベット(プロジェクト11661「ゲパルト」級と同クラス)として計画されましたが、最終的には約3000トンのフリゲート級警備艦になりました。
2003年の警備艦「ノーウィック」


しかし資金不足により建造工事は進まず、2005年には警備艦「ノーウィック」としての建造を諦め、
新たにプロジェクト12441U練習艦「ボロジノ」として建造を再開する事が決定されました。
[幻のロシア海軍新型フリゲート「ノーウィック」]
[未完の練習艦ボロジノ(旧ノーウィック)と警備艦トゥマンの近況]
プロジェクト12441U練習艦

それでも工事は遅延し、2011年夏、造船台を空ける為、「ボロジノ」はドックから追い出され、同じく未完成の警備艦「トゥマン」と共に岸壁に係留される事になりました。
2012年3月の練習艦「ボロジノ」(右側)
左側はネウストラシムイ型警備艦3番艦「トゥマン」

2012年3月4日の練習艦「ボロジノ」(手前)
奥はネウストラシムイ型警備艦3番艦「トゥマン」


完成の見込みは無さそうです・・・

ロシア海軍の新世代艦として、1997年7月26日にカリーニングラードの造船工場「ヤンターリ」で起工されました。
プロジェクト12441警備艦は、それまで小型高速艇を手掛けていた「アルマーズ」設計局により設計され、当初は、小型ロケット艦の拡大型である満載排水量2000トン未満のコルベット(プロジェクト11661「ゲパルト」級と同クラス)として計画されましたが、最終的には約3000トンのフリゲート級警備艦になりました。
2003年の警備艦「ノーウィック」


しかし資金不足により建造工事は進まず、2005年には警備艦「ノーウィック」としての建造を諦め、
新たにプロジェクト12441U練習艦「ボロジノ」として建造を再開する事が決定されました。
[幻のロシア海軍新型フリゲート「ノーウィック」]
[未完の練習艦ボロジノ(旧ノーウィック)と警備艦トゥマンの近況]
プロジェクト12441U練習艦

それでも工事は遅延し、2011年夏、造船台を空ける為、「ボロジノ」はドックから追い出され、同じく未完成の警備艦「トゥマン」と共に岸壁に係留される事になりました。
2012年3月の練習艦「ボロジノ」(右側)
左側はネウストラシムイ型警備艦3番艦「トゥマン」

2012年3月4日の練習艦「ボロジノ」(手前)
奥はネウストラシムイ型警備艦3番艦「トゥマン」


完成の見込みは無さそうです・・・
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