ロシア海軍の為に3基の新型高射複合体パーンツィリ-Mが発注される

『タス通信』より
2015年8月25日14時30分配信
【ロシア連邦国防省は3基の海洋高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」を購入する】
ジュコーフスキー/モスクワ州/ 8月25日/タス通信
ロシア連邦国防省は、3基の海洋高射ミサイル砲複合体「パーンツィリ-M」を購入する。
火曜日、タス通信はホールディングス『高精度複合体』総取締役アレクサンドル・デニソフより伝えられた。
「国防省は、3基の海洋高射ミサイル砲複合体パーンツィリ-Mの購入契約へ署名しました」
彼は、国際航空宇宙サロンMAKS-2015で話した。
7月初頭、複合体「パーンツィリ」の艦載版のシリーズ生産が立ち上げられる事が既知となった。
「パーンツィリ-M」は、陸上複合体「パーンツィリ-S1」からのミサイル、更には、射程100kmに達すると見られる将来ミサイル「ヘルメス-K」を装備できる
将来的に「パーンツィリ-M」は複合体「コールチク」を代替しなければならない。
1つの海洋戦闘モジュール「パーンツィリ」は、同時に4個の目標へ4基のミサイルを発射し、更には自動モードで砲を使用できる。
単一弾薬モジュールは、艦の甲板下に格納される32基のミサイルから構成される。
「パーンツィリ-S1」(SA-22グレイハウンド)は、ロシアの最新高射ミサイル砲複合体です。
「パーンツィリ-S」は様々なヴァージョン(ロシア空挺軍、ロシア海軍、ロシア空軍、ロシア陸軍向け)が計画されています。

ロシア海軍向けの艦載ヴァージョンも開発されています。
[パーンツィリ-Mは近い将来にロシア海軍へ採用される]
[ロシア海軍は2016年から高射複合体パーンツィリ-Mを受け取る]
「パーンツィリ-M」の生産準備も進められています。
[ロシア海軍の新型高射複合体パーンツィリ-Mの生産準備は進められている]
そして今回、ロシア国防省(ロシア海軍)は、まず手始めに3基の「パーンツィリ-M」を購入する事が明らかにされました。
ただし、3基の「パーンツィリ-M」が、どの艦へ装備されるのかについては一切明らかにされていません。
考えられる候補は、近代化改装が計画されているプロジェクト1155大型対潜艦あたりでしょうか。
[ロシア海軍のプロジェクト1155大型対潜艦(ウダロイ級)は近代化改装により新型有翼ミサイルを搭載する]
- 関連記事
スポンサーサイト