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クリミアのロシア海軍航空隊は1個飛行隊(12機)の戦闘機Su-30SMを受領する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年8月27日14時00分配信
【クリミア基地の海軍航空隊は1個飛行隊の戦闘機Su-30SMを受領する】
セヴァストーポリ、8月27日-ロシア通信社ノーボスチ

クリミアノヴォフェドロフカ村海軍航空隊1個飛行隊戦闘機Su-30SMを受領する。
航空機の受領は2015-2016年になる。
ロシア通信社ノーボスチは同基地の情報提供者より伝えられた。

以前、クリミア海軍航空隊は近代的な機器を受領し、加えて、航空・防空軍も現代的なSu-30型迎撃機で再軍備が行なわれると伝えられた。

情報提供者がロシア通信社ノーボスチへ伝えたように、10-12機の戦闘機Su-30SMの取得が予定されている。

「これらの航空機は、クリミア半島の海域及び沿岸水域上の監視を行います。
高精度誘導兵器を搭載した第4+世代機に属するこれらの現代的な機体は、指示された任務をすぐにでも遂行する事が可能です。
新たな戦闘機の受領後、海軍航空隊の戦闘能力は大幅に増加する事を確信しております」

対談者は話した。


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多用途複座戦闘機Su-30SMは、2014年7月に最初の3機がロシア海軍へ引き渡されています。
[3機の多用途複座戦闘機Su-30SMがロシア海軍へ引き渡された]
[ロシア海軍航空隊は戦闘機Su-30SMの運用を開始した]

2015年2月には初めて黒海艦隊の演習へ参加しています。
[ロシア海軍黒海艦隊航空隊のSu-30SMは艦隊防空演習に参加した]

8月下旬、ロシア海軍航空隊司令官イーゴリ・コジン少将は、戦闘機Su-30SMは2020年までに計50機以上が調達されると発表しました。
[ロシア海軍航空隊は2020年までに戦闘機Su-30SMを50機以上調達する]

そして今回、クリミア半島海軍航空隊(黒海艦隊所属)は、1個飛行隊(エスカドリーリャ)分となる12機程度の戦闘機Su-30SMを2016年までに受領する事が明らかにされました。
(ただし、非公式筋の情報ですが)
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記事中の「ノヴォフェドロフカ村の海軍航空隊」とは、空母発着艦訓練施設「ニートカ」が在る「サキ飛行場」を指しています。
[ロシア海軍航空隊の2つの「ニートカ」]
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ロシア海軍は2020年までに50機以上のSu-30SMを取得するので、各艦隊(北方艦隊、太平洋艦隊、黒海艦隊、バルト艦隊)へ1個エスカドリーリャ(12機程度)ずつ配備するのかもしれません。
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