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ロシア海軍黒海艦隊の為の新型警備艦(フリゲート)アドミラル・マカロフは進水した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部発表
2015年9月2日12時30分配信
【最新警備艦「アドミラル・マカロフ」は進水した】

カリーニングラード造船工場「ヤンターリ」において、ロシア海軍の為に建造されている最新警備艦プロジェクト1135.6「アドミラル・マカロフ」の進水式典が開催された。

黒海艦隊の水上部隊への補充のために意図されているプロジェクト1135.6警備艦の3隻目の進水式典には、ロシア海軍造船管理部長ウラジーミル・トリャピチニコフ1等海佐、カリーニングラード州行政府、バルト艦隊、統合造船業営団の代表が出席した。

プロジェクト1135.6警備艦「アドミラル・マカロフ」は、効果的な対潜手段と対艦兵装、空襲を撃退する為の高射ミサイル複合体を装備する。
艦は遠海及び大洋ゾーンでの任務遂行が可能である。

国内造船技術の開発は、フリゲート「アドミラル・マカロフ」へ、前任者~この同じシリーズの艦~よりも最新の艦上電波技術兵装、他の艦載生活保障システムを渡す事を可能にした。

艦は、水上での艤装作業と、その次の試験の後、2016年のロシア海軍への引き渡しが計画されている。

フリゲート「アドミラル・マカロフ」乗組員は形成段階に在り、その後、サンクトペテルブルクの海軍合同訓練センターで訓練を行なう。


[ロシア海軍の為の新たなフリゲート~プロジェクト11356R(アドミラル・グリゴロヴィチ型)とプロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)]
[アドミラル・グリゴロヴィチ型フリゲート]

プロジェクト11356R警備艦(フリゲート)3番艦「アドミラル・マカロフ」は、2012年2月29日にカリーニングラード「ヤンターリ」造船所で起工されました。
[改タルワー級フリゲート「アドミラル・マカロフ」起工]

それから3年半後に進水しました。

「アドミラル・マカロフ」は、来年(2016年)にロシア海軍へ引き渡される予定です。


プロジェクト11356R警備艦は、現在までに5隻が起工され、この内の2隻が進水し、1番艦は洋上試験中です。

[プロジェクト11356R警備艦]
沿バルト造船工場「ヤンターリ」(カリーニングラード)で建造

「アドミラル・グリゴロヴィチ」Адмирал Григорович:工場番号01357
2010年12月18日起工/2014年3月14日進水/2015年9月就役予定

「アドミラル・エッセン」Адмирал Эссен:工場番号01358
2011年7月8日起工/2014年11月7日進水/2015年12月就役予定

「アドミラル・マカロフ」Адмирал Макаров:工場番号01359
2012年2月29日起工/2015年9月2日進水/2016年就役予定

「アドミラル・ブタコフ」Адмирал Бутаков:工場番号01360
2013年7月12日起工/2018年以降に就役予定

「アドミラル・イストミン」Адмирал Истомин:工場番号01361
2013年11月15日起工/2018年以降に就役予定


4番艦以降の建造工事は今年春から凍結されていましたが、8月に再開されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為のプロジェクト11356Rフリゲートの建造は再開された]

プロジェクト11356Rの4番艦以降には、ロシア国内で製造されるエンジンが載せられる事になります。
[ロシア海軍のアドミラル・グリゴロヴィチ型フリゲートはウクライナ製ガスタービンエンジンを代替する]
[ロシア海軍の為のプロジェクト11356Rフリゲートはウクライナ製の代わりにロシア製ガスタービンを装備する]
[ロシアはガスタービンエンジン供給中止に関してウクライナを訴える]
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