新世代艦載防空複合体ポリメント-リドゥートの試験は2012年末までに完了する
- カテゴリ:ロシア海軍の艦載兵器
『ロシア通信社ノーボスチ』より
【ロシア連邦海軍の為の新たな対空防衛複合体は今年末までに試験を終えるだろう】
モスクワ、5月12日-ロシア通信社ノーボスチ
対空防衛コンツェルン「アルマーズ-アンテイ」は、今年末に新たな艦載高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の試験を完了させるだろう。
コンツェルン総取締役ウラジスラフ・メンシコフは述べた。
以前、メディアは、最新複合体の開発が遅れていると報じた。
「ポリメント-リドゥート」は、ロシア海軍艦艇用であり、地上対空防衛複合体「ヴィチャージ」をベースに作られている。
これらのシステムは、同じタイプのミサイル(9M96)を使用できるように作られている。
「(ポリメント-リドゥートの研究と開発は)予備試験段階です。
ですが、それが完全に終わるまで、私共は海洋で複合体を支援する必要が有ります。
試算を総括すると、今年には試験が完了しなければなりません。
海洋に出てミサイルの発射が行なわれます」
土曜日に発行された『ヴェドモスチ』紙のインタビューでメンシコフは述べた。
彼は、同コンツェルンが、幾つかの有望な研究及び試験設計作業と、新たな開発プランを有していると述べた。
特に、最新の高射ミサイルシステムS-500作成の作業は継続されている。
メンシコフによれば、根本的に新しい要素と、既存の技術的解答が使用される。
それは、新たなミサイルと新たな電波位置特定手段が使用される。
「有望なシステムと、優れた新機能が」
コンツェルン総取締役は述べた。
攻撃手段の評価に基づいて、必要な要件及び防衛手段が形成される。
「私は、コンツェルンが、これらの脅威に対処する方法や技術を開発すべきである事を理解しております」
メンシコフは述べた。
「私共は、航空-宇宙攻撃を行なう為の外国の兵器を積極的に分析しております。
我がコンツェルンは、国防省及び他の連邦当局部門で既に運用中か、或いは、近い内に就役する外国の兵器に関する充分な情報を有しています」
メンシコフは述べた。
(2012年5月12日9時26分配信)
【対空防衛コンツェルン『アルマーズ-アンテイ』公式サイト】
[新世代の艦対空ミサイルシステム3K96「リドゥート」]
「ポリメント-リドゥート」は、ロシア海軍の新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」型に搭載されます。

艦首130mm単装砲の後ろにあるのが「リドゥート」の対空ミサイル垂直発射機、艦橋上にある4面レーダーがフェーズドアレイレーダー「ポリメント」です。
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート]
なお、フェーズドアレイレーダー「ポリメント」を装備しない(つまり、長距離対空ミサイルを運用できない)簡易型「リドゥート」は、ステレグーシチー型コルベット2番艦に搭載され、既に実戦配備に就いています。
[ロシア海軍の新型コルベット「ソーブラジテルヌイ」]
[ロシア海軍最新鋭コルベット「ソーブラジテルヌイ」]
記事中に登場する地上対空防衛複合体「ヴィチャージ」
【ロシア連邦海軍の為の新たな対空防衛複合体は今年末までに試験を終えるだろう】
モスクワ、5月12日-ロシア通信社ノーボスチ
対空防衛コンツェルン「アルマーズ-アンテイ」は、今年末に新たな艦載高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」の試験を完了させるだろう。
コンツェルン総取締役ウラジスラフ・メンシコフは述べた。
以前、メディアは、最新複合体の開発が遅れていると報じた。
「ポリメント-リドゥート」は、ロシア海軍艦艇用であり、地上対空防衛複合体「ヴィチャージ」をベースに作られている。
これらのシステムは、同じタイプのミサイル(9M96)を使用できるように作られている。
「(ポリメント-リドゥートの研究と開発は)予備試験段階です。
ですが、それが完全に終わるまで、私共は海洋で複合体を支援する必要が有ります。
試算を総括すると、今年には試験が完了しなければなりません。
海洋に出てミサイルの発射が行なわれます」
土曜日に発行された『ヴェドモスチ』紙のインタビューでメンシコフは述べた。
彼は、同コンツェルンが、幾つかの有望な研究及び試験設計作業と、新たな開発プランを有していると述べた。
特に、最新の高射ミサイルシステムS-500作成の作業は継続されている。
メンシコフによれば、根本的に新しい要素と、既存の技術的解答が使用される。
それは、新たなミサイルと新たな電波位置特定手段が使用される。
「有望なシステムと、優れた新機能が」
コンツェルン総取締役は述べた。
攻撃手段の評価に基づいて、必要な要件及び防衛手段が形成される。
「私は、コンツェルンが、これらの脅威に対処する方法や技術を開発すべきである事を理解しております」
メンシコフは述べた。
「私共は、航空-宇宙攻撃を行なう為の外国の兵器を積極的に分析しております。
我がコンツェルンは、国防省及び他の連邦当局部門で既に運用中か、或いは、近い内に就役する外国の兵器に関する充分な情報を有しています」
メンシコフは述べた。
(2012年5月12日9時26分配信)
【対空防衛コンツェルン『アルマーズ-アンテイ』公式サイト】
[新世代の艦対空ミサイルシステム3K96「リドゥート」]
「ポリメント-リドゥート」は、ロシア海軍の新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」型に搭載されます。

艦首130mm単装砲の後ろにあるのが「リドゥート」の対空ミサイル垂直発射機、艦橋上にある4面レーダーがフェーズドアレイレーダー「ポリメント」です。
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート]
なお、フェーズドアレイレーダー「ポリメント」を装備しない(つまり、長距離対空ミサイルを運用できない)簡易型「リドゥート」は、ステレグーシチー型コルベット2番艦に搭載され、既に実戦配備に就いています。
[ロシア海軍の新型コルベット「ソーブラジテルヌイ」]
[ロシア海軍最新鋭コルベット「ソーブラジテルヌイ」]
記事中に登場する地上対空防衛複合体「ヴィチャージ」

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