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ロシアの2つの造船所はロシア海軍の為の将来正規空母を建造できる

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年9月10日10時40分配信
【統合造船業営団:少なくとも2つのロシアの工場は新たな正規空母の建造が可能である】
ニジニ・タギル、9月10日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシアの新たな正規空母の開発は、設定期限の枠組みにおいて進行中であり、その建造の為の発注は、少なくとも2つの工場において実行が可能である。
木曜日、ロシア通信社ノーボスチは、「統合造船業営団」のトップであるアレクセイ・ラフマノフより伝えられた。

「祖国が正規空母を必要であると言う、その時までに、私共は、期限内にそれ(正規空母)を建造する為、必要な事を全て行ない、適切な生産設備を用意します。
我々には、そのような経験が在ります。
その意味において、少なくとも2つの工場は、この発注を実行する事が可能であります」
ニジニ・タギル
の兵器展示会においてラフマノフは話した。

ロシア通信社ノーボスチ防衛産業企業体の情報提供者より伝えられたように、ロシア連邦海軍の為の新たな正規空母の建造は、2025~2030年よりも以前に始める事は出来ないだろう。

現在、ロシア連邦海軍の戦闘編制には、1隻の航空巡洋艦-「アドミラル・クズネツォフ」が在籍している。
以前、ロシア連邦国防省は、正規空母の建造に関する問題は、5年後よりも前に決定される事は無いと発表した。
2020年までの国家軍備プログラムにおいて、正規空母の建造は意図されていない。

以前、「統合造船業営団」国家防衛発注局取締役アナトーリー・シレモフは、2007年にロシア連邦国防省から発注された核動力装置を有する正規空母の開発は、ネフスキー計画設計局により進められているとロシア通信社ノーボスチへ伝えた。
彼によると、営団は企業協力、費用、建造時期を既に定めているが、2015年から2017年の国家防衛発注の課題に、正規空母の作成は提示されていない。


[ロシア将来航空母艦]
[ロシア海軍将来空母概念設計案・プロジェクト23000E「シトルム」]
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ロシア将来正規空母Перспективный Авианосецは、現在の所、3種類のヴァリエーション~重航空母艦(80000-85000t級)、中航空母艦(55000-65000t級)、軽航空母艦(50000t未満)が検討されています。
[ロシアは3種類の将来航空母艦を設計している]
[ロシア国防省は3つの将来原子力空母設計案を検討している]

将来正規空母の建造開始時期は、今のところは未定です。
[ロシア海軍の為の将来原子力空母の起工は2018年までの予定表には無い]

将来正規空母の艦載機は、数年後に配備予定のロシア空軍第5世代重戦闘機PAK FA(T-50)の艦上機型となり、この他に無人機も搭載されます。
[ロシア第5世代戦闘機T-50(PAK FA)の艦上戦闘機型が開発される]

将来正規空母の為の電磁カタパルトの開発作業も進められています。
[ロシア海軍将来正規空母の為の電磁カタパルトの開発は進められている]

将来正規空母アイランドは非金属複合材料製になります。
[ロシア海軍将来正規空母のアイランドは複合材料で造られる]

将来正規空母建造の中核となるのはセヴェロドヴィンスク「セヴマシュ」であり、同社は、造船設備の近代化を進めています。
[セヴェロドヴィンスク造船所は生産設備を近代化した後にロシア海軍の為の将来正規空母を建造できるようになる]

将来正規空母の動力に関しては、通常動力(ガスタービンなど)と原子力推進の2つのヴァージョンが検討されていますが、ロシア海軍の要求により、ほぼ原子力推進に確定しております。
[ロシア海軍将来正規空母は原子力推進となる]


今回、「統合造船業営団」総裁アレクセイ・ラフマノフ氏が述べた「正規空母の建造が可能な2つの工場(造船所)」は、セヴェロドヴィンスク市「セヴマシュ」と、サンクトペテルブルク市バルト工場を指しています。

ロシア将来正規空母は、セヴマシュバルト工場で前後に分けて建造し、セヴマシュで最終組立を行なうという方式が有力視されています。

セヴマシュ(セヴェロドヴィンスク)
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バルト工場(サンクトペテルブルク)
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セヴマシュ造船所インド海軍向けに重航空巡洋艦を大改造して正規空母「ヴィクラマーディティヤ」を造り、バルト工場は、ロシア海軍向けだった「ミストラル」級ヘリ空母2隻の後ろ半分を建造しています。
[空母ヴィクラマーディティヤの経験はロシアに空母建造能力を与えた]
[ロシアで建造されたミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦ウラジオストクの船体後部は進水した]
[ロシアで建造されたミストラル級ヘリコプター揚陸ドック艦セヴァストーポリの船体後部は進水した]

これらは、いずれも将来正規空母の建造に向けた布石という事です。
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