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ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワは地中海へ入った

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2015年9月25日18時34分配信
【黒海艦隊の親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」は地中海のロシア海軍常設グループへ到着した】

本日(9月25日)、親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」ボスポラス海峡ダーダネルス海峡の通過を完了し、地中海ロシア海軍常設グループの一員として加わった。

黒海艦隊旗艦にとって、これは2015年の3回目の遠海ゾーンへの出航となる。

この航海の目的は、10月初頭に地中海東部で実施される海軍連合部隊の演習へ乗組員が参加する為である。

その(演習の)活動段階期間中、親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」には演習航海本部が置かれる。


プロジェクト1164(スラヴァ級)親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」(1983年1月30日就役)は、9月17日に黒海で戦闘訓練を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワは黒海で戦闘訓練を行なった]

その後、9月24日にセヴァストーポリを出航し、地中海へ向かいました。
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翌9月25日にボスポラス海峡ダータネルス海峡を通過し、地中海へ入りました。
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「モスクワ」は、10月初頭に地中海東部で実施される演習へ参加します。
[ロシア海軍は9月-10月に地中海東部で演習を行なう]


記事中で、今回の「モスクワ」の航海が「2015年の3回目の遠海ゾーンへの出航」と記されていますが、1回目は5月の中国海軍との合同演習、2回目は、6月上旬のエジプト海軍との合同演習と、それに続く大西洋遠征になります。

[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」(2015年5月)]

[ロシア黒海艦隊大西洋遠征(2015年6月-)]

大西洋遠征地中海への展開任務を終えて帰港したのは8月18日ですが、それから約1ヶ月後、再び地中海へ行く事になりました。
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