ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイはギリシャのケルキラ(コルフ島)を訪問した


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2015年9月25日19時25分配信
【黒海艦隊の警備艦「スメトリーヴイ」乗組員は『イオニア諸島のロシア週間』の行事へ参加する】
ロシア警備艦「スメトリーヴイ」は、高名なフョードル・ウシャコーフ提督の記念日の枠組みにおいて実行される第14回国際公共フォーラム『イオニア諸島のロシア週間』に合わせてギリシャ共和国に滞在する。
具体的に言えば、1799年にコルフ島を外国の侵略者から解放したロシア人船員は、彼の指揮下に在った。
黒海艦隊将兵は、ロシア人船員の儀礼兵の近くに建立されたギリシャ初代大統領イオアニス・カポディストリアスの記念碑への献花式典に参加した。
その後、「スメトリーヴイ」乗組員の黒海艦隊軍楽隊は、ケルキラ街頭の軍事的な尊敬を受けている高名な提督・神聖と正義の戦士フョードル・ウシャコーフの記念碑の前で演奏した。
港に停泊中のロシア戦闘艦は、住民及びギリシャの島々のゲストの為に開放された。
国際公共フォーラムの枠組みにおいて、警備艦「スメトリーヴイ」は、コルフ島の他に、イオニア諸島から更に1ヶ所~レフカダへ9月26日に寄港する予定である。
黒海艦隊の警備艦「スメトリーヴイ」は、2013年9月12日から2014年2月8日まで地中海への航海を行ないました。
[黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは地中海からセヴァストーポリへ戻った]
この間、2013年10月にはギリシャを訪問しています。
[黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイはギリシャを訪れた]
2014年5月から9月にも地中海への航海を行なっています。
帰港後はセヴァストーポリの浮きドックでオーバーホールが行なわれ、8月下旬に復帰しました。
8月31日-9月1日に航行試験を行なった後、9月14日にも検査航海の為に出航しました。
9月18日にセヴァストーポリを出航し、地中海へ向かいました。
[ロシア海軍最後のカシン級スメトリーヴイはギリシャへ行く]
[ロシア海軍最後のカシン級スメトリーヴイはセヴァストーポリを抜錨し、ギリシャへ向かった]
9月22日、ギリシャのパトラを訪問し、ロシア海軍旗である聖アンドレイ旗の由来となった聖人アンドレイ(アンドレイ・ペルヴォズヴァーンヌィイ)~イエスの4番目の弟子(使徒)~の遺骸の一部が譲渡されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイはギリシャのパトラを訪問した]
そして9月25日にコルフ(ケルキラ)島を訪問しました。
コルフ島は、歴史上ロシア海軍とは深く関わっており、1799年、ロシア海軍のフョードル・ウシャコーフ提督は、コルフ島をフランスから解放しています。

これを記念して毎年9月下旬~10月初頭にロシア海軍の艦がコルフ島(ケルキラ)を訪れ、記念行事(イオニア諸島のロシア週間)が開催されています。
【「イオニア諸島のロシア週間」公式サイト】
ギリシャ訪問を終えた後、「スメトリーヴイ」は、10月初頭に地中海東部で実施される演習へ参加します。
[ロシア海軍は9月-10月に地中海東部で演習を行なう]
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