ロシア海軍黒海艦隊のロケット艇旅団はクリミア半島沿岸で対艦ミサイル発射訓練を行なった
- カテゴリ:ロシア黒海艦隊(2012-2019年)
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2015年10月28日12時39分配信
【黒海艦隊の艦は演習中に海上標的へのミサイル射撃を実施した】
クリミア半島沿岸の海洋射爆場における黒海艦隊のロケット艇旅団と沿岸軍部隊の戦術演習の最終部では、水上標的への合同ミサイル射撃が実施された。
最初の設置標的は、艦隊から除籍された船がその役割を務め、エアクッションロケット艦「サムーム」及びロケット艇の有翼ミサイル「モスキート」により撃破された。
陸上の船員は、最近に黒海艦隊沿岸軍の大隊へ軍備採用されたミサイル複合体「バル」により支援した。
この部隊は、クリミア半島で初めて射撃を実施した。
射撃結果の客観的観測と目標への誘導の為、定期的に無人飛行機が使用された。
航行するのが危険な閉鎖海域における演習のエピソードには、合計で10隻の戦闘艦艇と5隻の支援船、そして黒海艦隊海洋航空隊の5機の航空機及びヘリコプターが参加した。
クリミア半島沿岸での黒海艦隊のロケット艇部隊(第41ロケット艇旅団)の演習は10月26日から始まりました。
『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2015年10月26日12時34分配信
【黒海艦隊のロケット艇旅団は戦術演習を行なう】
演習統制官はクリミア海軍基地司令官ユーリー・ゼムスキー1等海佐(元ロシア海軍地中海作戦連合部隊司令官)が務めました。
参加艦艇は、第41ロケット艇旅団の第166小型ロケット艦大隊からエアクッションロケット艦「サムーム」、小型ロケット艦「ミラーシュ」、第295ロケット艇大隊からロケット艇R-71「シューヤ」、R-60、R-109などであり、この他、海軍航空隊の前線爆撃機Su-24も参加しました。
ロシア国防省の公式動画では、エアクッションロケット艦「サムーム」と沿岸ミサイル複合体「バル」のミサイル発射しか写っていませんが、記事本文を読む限り、他の艦艇も対艦ミサイルを発射したようです。
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