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ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊は日本海で演習を行なった

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年11月5日12時15分配信
【ロシア海軍の艦船乗組員は日本海で訓練を実施した】
モスクワ、11月5日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア連邦海軍の艦船乗組員は日本海で対テロ訓練を実施した。
東方軍管区広報サービス・情報供給部長ローマン・マルトフ1等海佐は発表した。

「日本海を移動中に艦船の乗組員は隊列を構成しての機動の課題へ取り組み、対テロ部隊の訓練と艦内でのダメージコントロール演習を実施しました」
マルトフ
は話した。

訓練には、アレクサンドル・ユルダシェフ少将指揮下の親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、駆逐艦「ブイストルイ」、給油船「ボリス・ブートマ」、救助曳船「アラタウ」で構成される太平洋艦隊艦船支隊が関わった。

更に、艦船支隊は、1905年5月のジノヴィー・ロジェストヴェンスキー中将の第2太平洋戦隊日本艦との戦闘中に死亡した船員を追悼した。
巡洋艦「ワリャーグ」艦上から追悼の花束が水面に投下された。


親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」、駆逐艦「ブイストルイ」、大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」、救助曳船「アラタウ」で構成される太平洋艦隊艦船支隊は、2015年11月2日にウラジオストクを抜錨し、インドへ向かいました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと駆逐艦ブイストルイはインドへ向かった]

太平洋艦隊艦船支隊は11月4日午前10時頃に対馬海峡を通過しました。
日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイトより
2015年11月5日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

つまり、今回の一連の訓練は、対馬海峡を通過する前に行なわれたという事になります。

ウラジオストク出航後、日本海で一連の訓練を行ない、対馬海峡を通過する際に1905年5月のツシマ沖海戦の戦没者の追悼式典を開催したのでしょう。
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