ロシア海軍の新世代通常動力潜水艦ラーダ級の2番艦以降は大幅に改良される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年11月5日11時46分配信
【海軍総司令官:最新潜水艦プロジェクト677「ラーダ」は近代化される】
モスクワ、11月5日-ロシア通信社ノーボスチ

プロジェクト677「ラーダ」ディーゼルエレクトリック潜水艦のシリーズは、このプロジェクトの仕上げに従事している中央設計局「ルビーン」により、大幅に改善された特性を有する。
海軍総司令官ヴィクトール・チルコフは伝えた。

木曜日、サンクトペテルブルクにおいて、プロジェクト636「ワルシャワンカ」ディーゼルエレクトリック潜水艦「クラスノダール」ロシア海軍戦闘編制への加入式典が開催された。
プロジェクト677「ラーダ」潜水艦は、将来にロシア海軍「ワルシャワンカ」を代替する使命を担っている次世代潜水艦である。

「プロジェクト677ディーゼルエレクトリック潜水艦のシリーズ建造においては、これらの潜水艦の一連の特性が大幅に改善されています。
この課題は、この潜水艦の設計者である中央設計局ルビーンへ与えられ、彼らは、それを実行しています」
チルコフ
は話した。

彼は、このプロジェクトのトップ潜水艦-「サンクトペテルブルク」が、現在、北方艦隊で試験運用を行なっており、シリーズ潜水艦の建造は、その経験を踏まえて実施される事を付け加えた。


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[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級]
[新世代潜水艦ラーダ(アムール)級(旧ブログ)]

ロシア海軍第4世代通常動力潜水艦プロジェクト677「ラーダ」1番艦「サンクトペテルブルク」は1997年12月26日に起工、2004年10月28日に進水、2010年4月22日に就役しました。

しかし、「サンクトペテルブルク」就役前の洋上試験中に様々な問題点が発覚した為、2005年7月28日に起工された2番艦と2006年11月10日に起工された3番艦の建造工事は一旦凍結されました。


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2012年2月初頭、当時のロシア海軍総司令官ウラジーミル・ヴィソツキー大将は、『ロシア通信社ノーボスチ』のインタビューに対し、「ラーダ」級潜水艦「サンクトペテルブルク」に対する不満を述べています。

『ロシア通信社ノーボスチ』より。
2012年2月9日配信
【ウラジーミル・ヴィソツキー提督へのインタビュー】

「ラーダ」級に関する箇所を抜粋。

インタビュアー:多くのメディアの報道で、プロジェクト677「ラーダ」ディーゼルエレクトリック潜水艦の将来に関する憶測が流れていますが・・・

ヴィソツキー:
「ラーダ」?この艦については、何か申し上げる事が有りますかね?
潜水艦「サンクトペテルブルク」の試験運用では、技術的特性が示されていません。
その理由は、非常に簡単です。
要するに、この艦の主要動力装置には、欠陥が有るのですよ。

僕達は、第二次世界大戦時の動力を有するような武器を新たに必要であるなどという頭脳は持ち合わせておりません。
何故かって?誰がそれを必要とするのでしょうか?
そして、それは同様の動作特性を有しています。
現在の形での「ラーダ」を、ロシア海軍は必要としておりません。

インタビュアー:建造中の同プロジェクト潜水艦「クロンシュタット」と「セヴァストーポリ」の今後はどうなりましょうか?

ヴィソツキー:これらの艦は、他の動力装置になると思います・・・



その後、「ラーダ」級は改設計され、2013年2月には2番艦3番艦の建造再開が決定されました。
[ロシア国防省はラーダ級潜水艦の建造再開を正式に決定した]

2番艦「クロンシュタット」は2013年7月に建造契約が再締結され、工事が再開されています。
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「クロンシュタット」は2017年にロシア海軍へ引き渡されます。
[ラーダ級潜水艦クロンシュタットは再建造される]

2006年に起工されていた3番艦は、2015年3月19日に「ヴェリーキエ・ルーキ」の名で改めて起工されました。
「ヴェリーキエ・ルーキ」は2018年にロシア海軍へ引き渡されます。

[ロシア海軍の為のラーダ級潜水艦3番艦セヴァストーポリ改めヴェリーキエ・ルーキは再起工された]

4番艦の建造も計画されています。
[ロシア海軍の為の4隻目のラーダ級潜水艦建造契約の準備が進められている]

これらの同型艦は、1番艦「サンクトペテルブルク」の運用実績を踏まえて大幅に改良されています。


現在、ロシアでは、通常動力潜水艦の為の非大気依存発電装置(AIP機関)リチウムイオン電池の開発が進められています。

[ロシアは潜水艦用のリチウムイオン電池の試験に成功した]
[ロシア海軍の新世代潜水艦の為のAIP機関の試験は進んでいる]

「ラーダ」級潜水艦の2番艦と3番艦には、リチウムイオン電池が搭載される可能性が高いようです。

ただ、今後起工される4番艦には、非大気依存発電装置(AIP機関)が搭載されるようですが。
[ロシア海軍は2020年末までに最初のAIP(非大気依存機関)潜水艦を受領する]
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