ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2015』は2015年12月上旬にベンガル湾で実施される

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2015年11月9日12時44分配信
【ロシア-インド海軍演習『インドラ・ネイヴィー-2015』の計画で合意した】
モスクワ、11月9日-ロシア通信社ノーボスチ
ロシア軍とインド軍の代表は海軍演習『インドラ・ネイヴィー-2015』の計画で合意した。
東方軍管区広報サービス部長アレクサンドル・ゴルデーエフ大佐は発表した。
合意は、インドのヴィシャーカパトナム市における会議中に達成された。
それには、東方軍管区、太平洋艦隊、インド海軍の代表が出席した。
「当事者は、演習で実施されるエピソードの計画、領海へ入る太平洋艦隊艦船支隊の計画、実地行動へ取り組む際の安全保障対策及び双方の戦力の明確化について合意しました」
ゴルデーエフは話した。
海軍演習『インドラ・ネイヴィー-2015』は、12月7日から12日までベンガル湾のインド領海で実施される。
「来たる合同演習の主な目的は、船舶航行及び海洋活動を保護するロシアとインドの海軍協力の強化に在ります」
ゴルデーエフは指摘した。
以前にインド国防省が発表したように、演習『インドラ-2015』は、射爆場「マハジャン」において、参加要員の再配置の為の時間を除いて13日間程度に渡り続けられる。
そのテーマは、国際連合の委任統治下の担当ゾーンにおける「平和強制の為の合同活動実施の準備」である。
ロシアからは南方軍管区の自動車化歩兵大隊が、インドからは擲弾兵連隊の第13大隊の部隊が派遣される。
ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2015』へ参加する太平洋艦隊艦船支隊は、2015年11月2日にウラジオストクを抜錨し、インドへ向かいました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと駆逐艦ブイストルイはインドへ向かった]
[太平洋艦隊艦船支隊]
指揮官:沿海地方多種戦力小艦隊副司令官アレクサンドル・ユーリエヴィチ・ユルダシェフ少将
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」
駆逐艦「ブイストルイ」
大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」
救助曳船「アラタウ」
11月4日午前10時頃に対馬海峡を通過しました。
日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイトより
2015年11月5日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
この間(つまり11月3日頃)に日本海で一連の訓練が実施され、対馬海峡を通過する際に1905年5月のツシマ沖海戦の戦没者の追悼式典を開催しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊は日本海で演習を行なった]
11月9日、太平洋上で一連の演習が実施されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊は太平洋上で演習を実施した]
合同演習『インドラ ネイヴィー-2015』は、2015年12月7日から12日までインド東岸のベンガル湾で実施されます。
太平洋艦隊艦船支隊は、12月7日から9日までインド東岸のヴィシャーカパトナム港へ滞在します。
実際に海上での実地演習(活動段階)が実行されるのは、12月10日から12日までとなっております。
2015年7月26日、新たなロシア連邦海洋ドクトリンが発表されましたが、この中ではインド並びに中国との友好関係の発展に重点が置かれています。
[ロシア連邦海洋ドクトリンは改訂された]
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