ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は2015年11月中旬に南西諸島周辺海域で行動していた

日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイトより
2015年11月20日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
2015年11月9日から20日に掛け、ロシア海軍の4隻の艦船が南西諸島周辺海域に滞在し、11月20日午前中に同海域を離れて南下したとの事です。
この4隻は、ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2015』へ参加する太平洋艦隊艦船支隊であり、2015年11月2日にウラジオストクを抜錨しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと駆逐艦ブイストルイはインドへ向かった]
[太平洋艦隊艦船支隊]
指揮官:沿海地方多種戦力小艦隊副司令官アレクサンドル・ユーリエヴィチ・ユルダシェフ少将
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」
駆逐艦「ブイストルイ」
大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」
救助曳船「アラタウ」
支隊は11月4日午前10時頃に対馬海峡を通過しました。
日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイトより
2015年11月5日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
この間(つまり11月3日頃)に日本海で一連の訓練が実施され、対馬海峡を通過する際に1905年5月のツシマ沖海戦の戦没者の追悼式典を開催しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊は日本海で演習を行なった]
11月9日、「太平洋」上で一連の演習が実施されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊は太平洋上で演習を実施した]
その後の動向は太平洋艦隊からは公表されていませんでしたが、今回の日本国防衛省の発表によると、11月20日まで南西諸島周辺海域に滞在し、投錨して洋上補給、ヘリコプター発着訓練などを行なっていました。
合同演習『インドラ ネイヴィー-2015』は、2015年12月7日から12日までインド東岸のベンガル湾で実施されます。
太平洋艦隊艦船支隊は、12月7日から9日までインド東岸のヴィシャーカパトナム港へ滞在します。
実際に海上での実地演習(活動段階)が実行されるのは、12月10日から12日までとなっております。
[ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2015』は2015年12月上旬にベンガル湾で実施される]
太平洋艦隊艦船支隊のインド到着は12月7日の予定です。
- 関連記事
-
- インド海軍との合同演習に参加するロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はインドのヴィシャーカパトナム港へ到着した
- ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はインド洋へ入った
- ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は2015年11月中旬に南西諸島周辺海域で行動していた
- ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2015』は2015年12月上旬にベンガル湾で実施される
- ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊は太平洋上で演習を実施した
スポンサーサイト