ロシア海軍総参謀長は交代した

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2015年12月10日8時22分配信
【(ロシア)海軍総参謀長は交代した】

新たな海軍総参謀長には、それまで参謀本部作戦管理総局次長のポストに在ったアンドレイ・ボロジンスキー中将が就任した。

『Lenta.Ru』は軍機関の情報提供者より伝えられた。

2009年から海軍総参謀部を率いていたアレクサンドル・タタリノフ大将は、最近、定年(65歳)に達した事に関連し、軍役から退いた。

アンドレイ・ボロジンスキーは、北方艦隊原子力水中ロケット艦の戦闘班の航海士として勤務を開始した。
1995-1999年には、戦略用途ロケット水中巡洋艦K-496「ボリソグレブスク」の第2乗員団(セカンドチーム)の艦長を務めた。
第31潜水艦師団参謀長を務めた後、2002-2005年には司令官となり、その後、第12潜水戦隊参謀長となった。
参謀本部アカデミー卒業後の2009年には第12潜水艦戦隊司令官に任命され、その後、北方艦隊参謀長を務めた。
2012年からは参謀本部作戦管理総局で勤務していた。


アレクサンドル・タタリノフ大将は、2007年7月からロシア海軍総司令官第1代理(ロシア海軍総司令官に次ぐナンバー2)を務めていました。
[ロシア海軍総司令官第一代理アレクサンドル・タタリノフ大将]

2009年7月からはロシア海軍総参謀長を兼務する事になりました。
[ロシア海軍総参謀長ミハイル・アブラモフ提督、辞職]

2012年1月にはロシア大統領令により特例として定年が延長され、65歳まで勤務する事になりました。
[ロシア海軍総参謀長兼総司令官第一代理タタリノフ大将の定年は延長される]

ただ、その後、ロシア連邦軍の高級士官の定年が延長され、大将の定年は60歳から65歳になりましたが。

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2014年4月2日14時23分配信
【ロシアの将官と大佐は、より長い勤務を許容された】
ロシア連邦大統領令により、ロシア連邦軍の上級大将・大将の定年が65歳(以前は60歳)、中将・少将は60歳(以前は55歳)、大佐は55歳(以前は50歳)、中佐は50歳(以前は45歳)に延長されました。

長年に渡りロシア海軍のナンバー2を務めていたタタリノフ提督も、今年10月25日に65歳の誕生日を迎え、定年退職する事になりました。


後任のロシア海軍総参謀長に任命されたアンドレイ・オリゲルトヴィチ・ボロジンスキー中将は1960年6月4日生まれで現在55歳。
エストニア共和国タリン出身です。

記事中で触れられているように、元々は原子力潜水艦乗りであり、北方艦隊戦略原潜で勤務していました。

2012年からはロシア連邦軍参謀本部作戦管理総局次長を務めていましたが、この度、ロシア連邦海軍総参謀長に就任しました。


ただ、タタリノフ提督が総参謀長と兼務していたロシア連邦海軍総司令官第1代理の後任については明らかにされていません。
ボロジンスキー中将が任命されたのは総参謀長のみであり、総司令官第1代理と兼任では無いようですが。


現在のロシア海軍の高級指揮官は、以下の通りです。

ロシア連邦海軍総司令官:ヴィクトール・ヴィクトロヴィチ・チルコフ大将
(註:現在は北方艦隊司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将が総司令官代行を務めている)
総司令官代理:アレクサンドル・ニコラエヴィチ・フェドテンコフ中将
総司令官代理(軍備担当):ヴィクトール・ヨシフォヴィチ・ブルスク中将
総参謀長:アンドレイ・オリゲルトヴィチ・ボロジンスキー中将

北方艦隊司令官:ウラジーミル・イワノヴィチ・コロリョーフ大将
太平洋艦隊司令官:セルゲイ・ヨシフォヴィチ・アヴァキャンツ大将
黒海艦隊司令官:アレクサンドル・ヴィクトロヴィチ・ヴィトコ大将
バルト艦隊司令官:ヴィクトール・ペトロヴィチ・クラフチュク中将
カスピ小艦隊司令官:イーゴリ・ウラジーミロヴィチ・オシポフ少将
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