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ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはナヒーモフ勲章を授与される

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『タス通信』より
2015年12月29日10時40分配信
【親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」はナヒーモフ勲章を授与される】
モスクワ、12月29日/タス通信

太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」ナヒーモフ勲章を授与される。
ロシア連邦国防省の最終電話会議中にセルゲイ・ショイグ上級大将は報告した。

「先ずは朗報で始めたいと思います-大統領令により、太平洋艦隊・沿海地方多種戦力小艦隊・第36水上艦師団の親衛ロケット巡洋艦へナヒーモフ勲章が授与されることになりました。
私は同僚に御祝い申し上げます。
その勲功への、とても重大な報償に」

彼は話した。

12月初頭、タス通信は情報筋より「ワリャーグ」が、ロケット巡洋艦「モスクワ」と交代する為にシリア沿岸へ向かっていると伝えられた。
12月7日から12日に「ワリャーグ」ベンガル湾演習『インドラ・ネイヴィー』インド海軍と共に参加した。


太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(1990年1月7日就役)は、ロシア-インド海軍合同演習『インドラ ネイヴィー-2015』へ参加する為、2015年11月2日にウラジオストクを抜錨し、インドへ向かいました。
12月6日にインド東岸ヴィシャーカパトナム港へ到着し、12月7日から12日まで合同演習『インドラ ネイヴィー-2015』に参加しました。
[インド-ロシア海軍合同演習『インドラ・ネイヴィー-2015』は終了した]

その後、「ワリャーグ」は単艦で西へ向かい、12月24日から26日までオマーンサラーラ港へ寄港し、物資を補充しました。
[インド海軍との合同演習へ参加したロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はインドネシアのタンジュンプリオク港を訪問した]


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現在、地中海東部-シリア沖へ向かっている「ワリャーグ」ですが、この度、ナヒーモフ勲章を授与されることになりました。

ナヒーモフ勲章ソ連邦時代の1944年に制定されたものですが、ソ連邦解体後にはロシア連邦へ受け継がれることになり、2010年にロシア連邦の国家勲章として改めて制定されました。

2012年7月28日、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」ナヒーモフ勲章の授与が発表され、翌2013年1月10日、ウラジーミル・プーチン大統領が同艦を訪れてナヒーモフ勲章授与式が開催されました。
[プーチン大統領は北方艦隊基地を訪問する]


親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」は、重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」に続く第2のナヒーモフ勲章授与艦となります。
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