ロシア海軍の60隻以上の水上艦船及び潜水艦は洋上で2016年の元旦を迎えた
- カテゴリ:ロシア海軍現況

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部発表
2016年1月1日8時32分配信
【ロシア海軍の60隻以上の水上艦、潜水艦、支援船が海上で新年を迎えた】
60隻以上の戦闘艦、潜水艦、支援船の乗組員は、戦闘準備態勢を損なう事無く、与えられた任務を責任を持って遂行し、様々な海域及び気候帯で新年を迎えた。
各員は海軍総司令部、艦隊司令部、連合部隊、艦の司令部からの祝辞を受けた。
当直から解放された軍事船員の為に御祝いの晩餐が用意された。
特別な新年の御祝いは、地中海のロシア海軍常設作戦連合部隊の艦の乗組員の為に、更には、深海及び大洋で戦闘当直に就いている潜水艦乗組員の為でもあった。
最初に新年を迎えたのは、沿海地方及びカムチャツカの太平洋艦隊軍事船員だった。
我が国の最も遠隔地の航海標識及び灯台の絶え間ない作業を保障する海軍灯台サービスの同僚は、海軍総司令部からの祝辞を受けた。
北方艦隊の大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラコーフ」などの艦船は地中海東部で新年を迎えました。
[ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ-アドミラル・クラコーフは地中海東部で新年を祝った]
[ロシア海軍北方艦隊の艦船は洋上で新年を迎えた]
太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」はアデン湾付近で、駆逐艦「ブイストルイ」と随伴する支援船は、おそらく南シナ海付近で新年を迎えました。
[インド海軍との合同演習へ参加したロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は洋上で2016年の元旦を迎える]
黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」はシリア沖で新年を迎えました。
[シリアのラタキア沖のロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワを外国の報道陣が訪れた]
「モスクワ」以外にも何隻かの黒海艦隊所属艦が地中海東部に居ます。
この他、詳しくは触れられていませんが、洋上で新年を迎えた潜水艦(原子力潜水艦を含む)も居るようです。
更には、2015年11月6日にクロンシュタットを抜錨して南極観測へ向かったロシア海軍の海洋科学調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」(1975年就役)は、12月下旬にインド洋のセイシェル諸島を訪れています。

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部発表
2015年12月21日9時55配信
【ロシア海軍の海洋調査船「アドミラル・ウラジーミルスキー」は赤道を越えた】
これらを含め、合計で60隻以上の水上戦闘艦、支援船、そして潜水艦が出航中(洋上活動中)に2016年の元旦を迎えました。
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