ロシア海軍北方艦隊の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは2010年代末に近代化改装を実施する

『タス通信』より
2016年1月16日20時38分配信
【巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」は2018年以降に「セヴマシュ」で近代化を実施する】
モスクワ、1月16日/タス通信
重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」の近代化は、同型の巡洋艦「ナヒーモフ」の近代化工事の後に「セヴマシュ」で開始される。
ラジオ局『ロシアニュースサービス』の生放送でロシア海軍造船管理部長ウラジーミル・トリャピチニコフ1等海佐は伝えた。
「プランは全く有りませんが、それは実現します。
今日、我々はセヴマシュにおいて設計者(北方計画設計局)と共に行動し、工場建造者は重巡洋艦ナヒーモフの近代化工事を行なっております。
その完了時期は、おそらく2018年でしょう」
彼は話した。
「そして、その後に、兵装、電波技術複合体、電波電子戦闘複合体の特性を向上させる為の近代化工事が、我々の巡洋艦ピョートル・ヴェリキーで実施されます」
士官は付け加えた。

現在、セヴェロドヴィンスクの「セヴマシュ」造船所では、プロジェクト11442重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ナヒーモフ」の大規模な近代化改装が行なわれています。
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2018年に復帰する]
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装は2019年に完了する]
[重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフは2019年末-2020年初頭にロシア海軍へ復帰する]
「アドミラル・ナヒーモフ」へ設置される新たな各種機器は既に発注されています。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦アドミラル・ナヒーモフの近代化改装の為の新たな兵器調達]
「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装が終わる時期は、2018年とも2019年とも言われており、今回、ロシア海軍造船管理部長ウラジーミル・トリャピチニコフ氏は「おそらく2018年」と言っています。
何れにせよ、「アドミラル・ナヒーモフ」の近代化改装が終わった後、続いて同型艦「ピョートル・ヴェリキー」の近代化改装が始まるという予定には変更は無いようです。
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーの近代化改装は計画通り行なわれる]
[ロシア海軍の現用ロケット巡洋艦(プロジェクト1164及びプロジェクト1144)は近代化される]
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