ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはシリア沖で戦闘任務に就いている

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テレビ局『ズヴェズダー』より
2016年1月22日6時7分配信
【シリアで戦闘当直中の巡洋艦「ワリャーグ」は上空から眺めて撮影された】

テレビ局『ズヴェズダー』撮影班の1人は、シリアで戦闘当直中の巡洋艦「ワリャーグ」を初めて見た。
ジャーナリストは、ロシアの旗艦である北方艦隊大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」を見た後に、捜索救助ヘリコプターKa-27に乗って巡洋艦の周辺を飛行した。

ロシア人ジャーナリストは、シリアへ到着した世界の大手メディアのスタッフと共にロシア連邦軍将兵の業務を視察した。

太平洋艦隊ロケット巡洋艦「ワリャーグ」は、ラタキア沖で戦闘当直に就いていたロシア黒海艦隊旗艦「モスクワ」と交代した。
同艦は、シリア航空基地フマイミーンの対空防衛手段をカバーしている。

2015年12月、西側のジャーナリストは、地中海に展開する親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」を訪れた。
世界の大手テレビ局及び報道機関のスタッフは、ロシア軍シリアでテロリストと戦っている事を隠さずに公開した事に驚いた。


テレビ局『ズヴェズダー』より
2016年1月22日8時43分
【海からの増援:どのようにロシア艦はシリア沖で戦闘当直を行なっているのか】

外国人ジャーナリストは、東地中海に配備され、シリアにおけるロシア連邦の対テロ航空作戦の安全を保障するロシア艦船グループの行動の特徴を紹介した。

この為、世界の主要テレビ局の記者は巡洋艦「ワリャーグ」艦上へ上がり、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」を訪れた。

ロシア航空宇宙軍の作戦の安全を保障する地中海の艦船グループには、10隻ほどが居る。

ロシア連邦航空宇宙軍の航空群は2015年9月30日からシリアの非合法テロリストグループ「イスラム国」の施設への攻撃を開始した。
ロシア軍の行動は、アラブ共和国大統領バッシャール・アサドの要請によるものである。


ロシア-インド海軍合同演習『インドラ ネイヴィー-2015』へ参加する太平洋艦隊艦船支隊の4隻は、2015年11月2日にウラジオストクを抜錨し、インドへ向かいました。
[ロシア海軍とインド海軍の合同演習『インドラ・ネイヴィー-2015』は2015年12月上旬にベンガル湾で実施される]
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグと駆逐艦ブイストルイはインドへ向かった]

支隊は11月4日午前10時頃に対馬海峡を通過しました。
日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイトより
2015年11月5日公表
【ロシア海軍艦艇の動向について】

この間(つまり11月3日頃)に日本海で一連の訓練が実施され、対馬海峡を通過する際に1905年5月のツシマ沖海戦の戦没者の追悼式典を開催しました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊は日本海で演習を行なった]

11月9日、「太平洋」上で一連の演習が実施されました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船部隊は太平洋上で演習を実施した]

11月20日まで南西諸島周辺海域に滞在し、投錨して洋上補給、ヘリコプター発着訓練などを行なっていました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は2015年11月中旬に南西諸島周辺海域で行動していた]

その後、南下して南シナ海へ向かい、12月2日にはマラッカ海峡を通過してインド洋へ出ました。
[ロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はインド洋へ入った]

12月6日、インド東岸ヴィシャーカパトナム港へ到着しました。
[インド海軍との合同演習に参加するロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊はインドのヴィシャーカパトナム港へ到着した]

合同演習『インドラ ネイヴィー-2015』は12月7日から始まりました。
[ロシア-インド海軍合同演習『インドラ・ネイヴィー-2015』が始まった]

太平洋艦隊艦船支隊は、12月7日から9日までヴィシャーカパトナム港へ滞在し、両国海軍代表団による海上演習の打ち合わせ、インド海軍将兵の親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」見学、両国海軍将兵のスポーツ大会、ロシア海軍将兵の地元観光などが行なわれました。

12月10日、ロシア海軍インド海軍の演習参加艦船はヴィシャーカパトナム港を抜錨し、海上での実地演習(アクティブ・フェーズ)を開始しました。
[合同演習『インドラ・ネイヴィー-2015』へ参加するロシア海軍とインド海軍の艦船はヴィシャーカパトナムを抜錨した]
[ロシア海軍とインド海軍はベンガル湾で合同演習『インドラ・ネイヴィー-2015』を行なっている]

海上での実地演習は12月11日も引き続き行なわれました。
[インド-ロシア海軍合同演習『インドラ・ネイヴィー-2015』海上段階2日目(2015年12月11日)]

演習は12月12日に完了し、インド海軍フリゲート「サヒャディ」で最後の会合が行なわれ、送別式典が開催されました。
[インド-ロシア海軍合同演習『インドラ・ネイヴィー-2015』は終了した]


合同演習が終わった後、太平洋艦隊艦船支隊は東西に分かれ、親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」は単独で西へ、その他の3隻(駆逐艦「ブイストルイ」、大型海洋給油船「ボリス・ブートマ」、救助曳船「アラタウ」)は東へ向かいました。

単艦行動になった親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」は、12月24日から26日までオマーンサラーラ港へ寄港した後、アデン湾付近で新年を迎えました。
[インド海軍との合同演習へ参加したロシア海軍太平洋艦隊艦船支隊は洋上で2016年の元旦を迎える]

2016年1月3日、スエズ運河を通過して地中海へ入りました。
[ロシア海軍太平洋艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦ワリャーグはスエズ運河を通過して地中海へ入った]

その後、シリアラタキア沖へ到着し、黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦「モスクワ」と交代しました。
(「モスクワ」は2016年1月9日にセヴァストーポリへ帰港)
[ロシア海軍黒海艦隊旗艦・親衛ロケット巡洋艦モスクワはシリアからセヴァストーポリへ帰港した]

現在、「ワリャーグ」は、北方艦隊大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」と共にラタキア沖へ展開しています。
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親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」は、2013年にも地中海へ派遣された事があります。
(2013年8月末出航・2014年1月25日帰港)
[ロケット巡洋艦ワリャーグ地中海遠征(2013年8月-2014年1月)]


現在、地中海東部に居るロシア海軍の艦船は、少なくとも7隻です。

親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」(太平洋艦隊、地中海作戦連合部隊旗艦)
大型対潜艦「ヴィツェ-アドミラル・クラコーフ」(北方艦隊)
大型揚陸艦「ノヴォチェルカッスク」(黒海艦隊)
軍用輸送船「ヤウザ」(北方艦隊)
中型海洋給油船「ドゥブナ」(北方艦隊)
救助曳船SB-406(北方艦隊)
工作船PM-56(黒海艦隊)
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