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ロシア海軍北方艦隊の艦船は2016年に南大西洋へ行く

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年1月22日19時7分配信
【北方艦隊の艦船は2016年に南大西洋への航海を行なう】
モスクワ/ムルマンスク、1月22日-ロシア通信社ノーボスチ

北方艦隊の戦闘艦は2016年に南大西洋を含めた一連の遠距離海洋航海を行なう。
金曜日、北方艦隊参謀長ニコライ・エフメロフ中将は記者団へ伝えた。

「北氷洋沿岸の幾つかの港への寄港を伴うノヴォシビルスク諸島までの北海航路の戦闘艦の新たな航海があります。
更には、地中海と、より南緯度の大西洋及びインド洋への航海も待ち受けています。
一連の艦の技術的準備状態の回復作業が計画されております」
エフメロフ
は話した。

艦への海軍旗初掲揚から25周年の記念日を迎えた重航空巡洋艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・クズネツォフ」の為には、別のプログラムが提供される。
同艦は海上において、新たな航空連隊戦闘機を含めた甲板飛行士の技量の向上へ取り組む。

また、エフメロフによると、今年は充実した計画戦闘訓練が約束される。
『国際陸軍大会-2016』へ初めて独立北極圏自動車化射撃旅団の部隊が参加する。
『戦車バイアスロン』の準備が開始され、独立自動車化射撃旅団の戦車乗員は既に選抜されている。

彼は、2016年に特に注意が払われるのは、北極圏諸島のインフラストラクチュアの軍事施設の建設の継続と完了、更には北極圏部隊の要員が戦闘長直へ就く事であると付け加えた。

エフメロフによると、2015年演習年度に北方艦隊は、北極圏のみならず、世界の大洋の作戦上で重要な海域における海軍の存在の構築を継続した。
「水上艦、原子力潜水艦、そして支援船の乗組員は20以上の遠距離航海を実行し、合計で50万海里以上を航行しました」
中将は指摘した。

彼は更に、航海で最も重要だったのは、地中海ロシア海軍常設艦船グループの一員としての北方艦隊大型対潜艦及び大型揚陸艦の活動、更には、艦・支援船支隊による北氷洋への航海、北極圏における水路調査船の研究活動であると述べた。

大型対潜艦「セヴェロモルスク」乗組員は、2015年には2度の遠距離航海任務を解決した-地中海北極圏で。
現在、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」乗組員は、地中海ロシア海軍作戦グループの一員として遠距離航海任務の遂行を続けている。
遠距離航海任務は潜水艦乗組員により定期的に遂行されている事をエフメロフは付け加えた。


北方艦隊は、今年(2016年)にも同艦隊の艦船は北極圏、大西洋、地中海への遠距離航海を実施すると以前(今年1月初頭)に発表しています。
[ロシア海軍北方艦隊は2016年にも北極圏、大西洋、地中海へ進出する]


今回、北方艦隊参謀長(第1副司令官)ニコライ・エフメロフ中将は、更に南大西洋インド洋への遠距離航海も計画されてる事を明らかにしました。
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どの艦が南大西洋へ行くのかという事までは明らかにされていませんが、7年程前の2008年末から2009年初頭に掛けて北方艦隊重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」南大西洋インド洋へ行っています。
[ロシア艦隊の大西洋・カリブ海遠征]
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