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警備艦スメトリーヴイは地中海から戻ってきた

5月31日、地中海東部で行動していたロシア黒海艦隊所属の警備艦「スメトリーヴイ」セヴァストーポリへ帰港しました。
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『中央海軍ポータル(フロートコム)』より。
【黒海艦隊の警備艦「スメトリーヴイ」は地中海からセヴァストーポリへ戻る】
2012年5月31日

今日(5月31日)、ヴィクトル・スコーコフ2等海佐が指揮する黒海艦隊警備艦「スメトリーヴイ」は、遠距離航海を終えてセヴァストーポリへ戻って来る。

この2ヶ月間、警備艦は、地中海の様々なエリアで任務を遂行し、11000海里以上を航行した。
同艦は、水と燃料を補充する為、ロシア海軍の物資供給所であるシリアタルトゥース港を業務訪問した。

同艦が海峡を通過する際や外国の港に停泊している際には、黒海艦隊海軍歩兵旅団の編制から分離した対テロリストグループが安全を保障した。

航海を終えた「スメトリーヴイ」セヴァストーポリへ戻った時、歓迎式典が開催される。

前日には、地中海エリアにおいて海軍の行動を支援する遠距離航海を終えた海洋給油船「イマン」が戻っている。


テレビ局『ズヴェズダー』動画ニュースより。
2012年5月31日16時23分配信
【大型対潜艦「スメトリーヴイ」は地中海における戦闘任務から戻ってきた】


ロシア黒海艦隊所属の警備艦「スメトリーヴイ」は、4月2日にセヴァストーポリを出港し、地中海東部へ向かいました。
[最後のカシン級スメトリーヴイ、地中海へ]
[ロシア黒海艦隊警備艦スメトリーヴイはシリアへ行く]
[警備艦スメトリーヴイは地中海東部に滞在する]
[ロシア海軍艦艇はシリア沖に常時滞在する]

「スメトリーヴイ」は、1962年から1973年に掛けて20隻が就役したプロジェクト61(カシン級)18番艦であり、1969年に就役しました。
[最後のカシン型「スメトリーヴイ」]

ソ連邦解体後、カシン級は次々と除籍され、現在は「スメトリーヴイ」だけが現役に留まっています。

今回の記事ですが、「スメトリーヴイ」が、『中央海軍ポータル』では「警備艦」Сторожевой Корабльテレビ局『ズヴェズダー』では「大型対潜艦」Большой Противолодочный Корабльとなっています。

プロジェクト61は、就役当初は「警備艦」に分類され、1966年5月に「大型対潜艦」へ艦種変更、1992年1月に「警備艦」へ再変更され、現在に至っております。

大型対潜艦「スメトリーヴイ」(1974年)
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