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ロシア海軍北方艦隊へ超音速地対艦ミサイル"バスチオン"が配備された

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス発表
2016年2月21日13時0分配信
【北方艦隊のロケット兵は新たな沿岸ミサイル複合体「バスチオン」を受け取った】

北方艦隊独立ロケット砲兵旅団は、新たな「バスチオン」への軍備更新へ着手した。

連合部隊は既に2基の沿岸ミサイル複合体を受け取っている。
この複合体を操作する軍将兵は、特別な養成訓練を受けた。

近い将来に沿岸ミサイル複合体「バスチオン」部隊は、バレンツ海の戦闘射爆場に設置された海上目標へ初めての戦闘射撃を実行する予定である。

最近まで連合部隊の戦闘力の基幹は、沿岸ミサイル複合体「ルベーシュ」「リドゥート」で構成されていた。

[参考の為に]
対艦ミサイル「ヤーホント」
を有する移動式沿岸ミサイル複合体「バスチオン」は、強力な電波電子妨害という条件下で、様々なクラス及びタイプの水上艦、揚陸連合部隊、護送船団、航空艦打撃グループ、更には単独艦や地上電波照射目標を攻撃する為に意図されてる。
その主な任務は、600km以上に渡って延びた沿岸を揚陸作戦から防護する事にある。

複合体の構成には、対艦ミサイル「ヤーホント」の輸送発射コンテナ、自走発射装置、戦闘管理車両、主指揮所の戦闘火器複合体と連結した情報機器設備、輸送-装填車両、戦闘当直支援車両、ヘリコプター目標指示複合体が有る。
沿岸ミサイル複合体「バスチオン」には更に、自走式超水平線電波位置特定ステーション(レーダー)を加える事が出来る。


沿岸ミサイル複合体「バスチオン」は、超音速対艦ミサイル「オーニクス」(ヤーホント)の地上発射ヴァージョンです。
[ロシア海軍の超音速対艦ミサイル"オーニクス"は近代化される]

ロシア海軍では、これまで黒海艦隊にのみ配備されていました。
(この他、シリアベトナムへ輸出)
『黒海艦隊サイト』より
【K300P「バスチオン-P」】

そして今回、北方艦隊第536独立沿岸ロケット砲兵旅団へ2基の「バスチオン」が配備されました。
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