ロシア海軍のタイフーン級戦略原潜アルハンゲリスクは2016年に弾道ミサイル発射筒が使用不能にされる

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『タス通信』より
2016年3月11日14時31分配信
【「ズヴェズドーチカ」は世界最大の原子力潜水艦のミサイル複合体を除去する】
アルハンゲリスク、3月11日/タス通信特派員ウラジーミル・アヌフリエフ

セヴェロドヴィンスク防衛造船所『艦船修理センター「ズヴェズドーチカ」』は、2016年に世界最大の原子力潜水艦プロジェクト941U「アルハンゲリスク」ミサイル複合体を除去する。
作業は、戦略攻撃兵器の削減および制限に関するロシア連邦アメリカ合衆国の間の合意(戦略兵器削減条約)に沿って遂行される。
タス通信特派員は工場広報サービスより伝えられた。

「戦略兵器削減条約に沿ってズヴェズドーチカは、艦のミサイル兵装の使用を不可能にする為、潜水艦のミサイル発射管のカバーの解体を実施し、これらの上にキャップを取り付けます。
これが今年に実施される作業です」

広報サービスは話した。
「アルハンゲリスクの解体、切断についての話は未だ進んでおりません。
艦の解体に関する入札は未だ公示されていませんので」

造船所は付け加えた。

ロスアトム公社によると、原子力潜水艦「アルハンゲリスク」の発射管カバーの解体は国家発注ポータルサイトに掲載されており、2860万ルーブル以上を費やさない計画である。

公開情報によると、重戦略用途ロケット水中巡洋艦TK-17「アルハンゲリスク」(工場番号725)は、海洋工学中央設計局「ルビーン」(サンクトペテルブルク)により開発されたプロジェクト941「アクラ」(NATO分類「タイフーン」)の下で1987年にセヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」で竣工した事が知られている。
2006年には、弾薬(弾道ミサイル)の不在が故に潜水艦は予備役へ編入された。

1977年から1989年に「セヴマシュ」は、2つの強度船体を持つ「カタマラン」型で全長175m、幅22.8m、水中排水量49000トン、水中速力27ノット(時速50km)、乗員179名、兵装は弾道ミサイル20基のこのような潜水艦を6隻建造した。
これまでに世界で建造された如何なる潜水艦よりも巨大な原子力潜水艦シリーズの内の3隻は、セヴェロドヴィンスクの造船所-「セヴマシュ」及び「ズヴェズドーチカ」で解体された。
その解体は、ロシア、アメリカ合衆国、カナダが共同で出資し、2つの国家間プログラム:2002年に「G8」国サミットで採択された「グローバル・パートナーシップ」と、ロシア-アメリカのプログラム「共同での脅威削減」の枠組みで行なわれた。

3隻の「タイフーン」が海上に留まっている:「アルハンゲリスク」「セヴェルスターリ」は解体が決定され、もう1隻の「ドミトリー・ドンスコイ」は、「セヴマシュ」で高度な近代化が実施され、最新海洋配置ミサイル複合体「ブラヴァー」を試験の為に装備した。


プロジェクト941重戦略用途ロケット水中巡洋艦TK-17は1983年8月9日にセヴェロドヴィンスク「セヴマシュ」造船所で起工され、1986年12月12日に進水し、1987年12月15日に納入、1988年2月19日に北方艦隊第18潜水艦師団へ編入されました。

1992年7月3日には重原子力戦略用途水中巡洋艦に類別変更されました。

2002年1月から11月までセヴェロドヴィンスク「セヴマシュ」で修理が行なわれ、同年11月18日に「アルハンゲリスク」と命名されました。

941戦略原潜が搭載する弾道ミサイルR-39ソ連邦解体後には生産が途絶え、残るミサイルも2004年までに全て耐用年数が切れ、後継ミサイルの開発も打ち切られた為、2004年4月29日付で予備役となりました。
[幻と消えたSLBM「バルク」]

941戦略原潜は2000年までに3隻が除籍、解体されましたが、残る3隻はロシア海軍に留まっていました。
[ロシア会計検査院議長は、タイフーン型原潜を現役に留める為、率先して支援を行なった]

2009年7月19日にセヴェロドヴィンスクへ到着し、以後、同地に係留されています。
[タイフーン型原潜「アルハンゲリスク」はセヴェロドヴィンスクに回航された]
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2013年5月、予備役の「アルハンゲリスク」「セヴェルスターリ」は解体が決定されました。
[タイフーン級戦略原潜セヴェルスターリとアルハンゲリスクは除籍、解体される]

2015年3月19日には新世代多用途原潜「アルハンゲリスク」が起工され、TK-17は除籍されました。
[ロシア海軍の為のヤーセン級多用途原潜5番艦アルハンゲリスクは起工された]

そして2016年には旧「アルハンゲリスク」解体の第1段階として20基の弾道ミサイル発射筒を使用不能にする為の工事が行なわれる事になりました。
ただし、艦そのものの解体は今年には実施されません。


ただ1隻稼働状態に維持されている941原潜「ドミトリー・ドンスコイ」は、当面の間は現役に留まります。
[タイフーン級原潜ドミトリー・ドンスコイはロシア海軍に留まる]
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