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ロシア海軍は2013年から各種支援艦艇を受領する

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『ロシア通信社ノーボスチ』より。
【ロシア連邦海軍は2013年以降、毎年10隻までの支援船を受領する】
モスクワ、6月7日-ロシア通信社ノーボスチ

ロシア連邦海軍は、2013年以降、曳船及び給油船を含む様々なクラスの10隻までの支援船を毎年受領する。
木曜日、「統合造船業営団」の高位の代理人はロシア通信社ノーボスチに伝えた。

「2013年以来、ロシア造船業界の生産能力は、ロシア海軍の為の海洋曳船及び泊地曳船、給油船を含む最大で10隻の支援船を造ります」
代理人は述べた。

これにより、彼によれば、来年からロシア海軍の支援艦隊を更新する計画が実施される。

前日、ロシア海軍総司令官ヴィクトル・チルコフ中将は、出張旅行の枠内において、保障船舶の建造を含むサンクト-ペテルブルクの造船企業を訪れた。
(2012年6月7日10時51分配信)


ロシア海軍の現用の支援艦艇(海洋曳船、給油船など)は1970年代を中心に建造された船が多く、船齢が30年を越えている船も珍しくありません。

[ロシア(ソ連)の支援艦艇]

[ロシア海軍の補給艦]

[海洋曳航船プロジェクト745]


海賊対処任務でアデン湾に度々派遣されている「ボリス・チリキン」型も艦齢30年以上です。
[ロシア海軍補給艦ボリス・チリキン級]


その代替艦艇の新規建造が来年から軌道に乗るという事です。
[建造中のロシア海軍新型艦艇(補助船)]


ただし、現在のところ、ロシア海軍向けの新規の「給油船」は起工されていません。
少なくとも来年に就役するのは、新造の海洋曳船泊地曳船でしょう。


サンクト-ペテルブルク市「アドミラルティ造船所」では、民間用の各種タンカーが建造されています。
【「アドミラルティ造船所」で建造される商用水上船舶】


これらのタンカーの何れかをベースにしたロシア海軍用の給油船が建造されるかもしれません。
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