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ロシア海軍の為の極超音速巡航ミサイル"ツィルコン"の試験が始まった

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年3月17日10時20分配信
【ロシアで極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」の試験が始まった】
モスクワ、3月17日-ロシア通信社ノーボスチ

海洋配置極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」の試験はロシアで始まった。
木曜日、ロシア通信社ノーボスチ軍事産業企業体の高位の代理人より伝えられた。

「極超音速有翼ミサイル"ツィルコン"は既に出来上がっており、地上発射複合体による試験が開始されました」
対談者は話した。

彼によると、ミサイルの速度はマッハ5~6(マッハ数は音速を表す)でなければならない。

ミサイル「ツィルコン」は、第5世代原子力潜水艦「ハスキー」へ装備される。
新たなロシア多目的原子力潜水艦の開発には「マラヒート」設計局が従事していると情報提供者は伝えた。


ロシア海軍の為の新たな極超音速対艦ミサイル「ツィルコン」は、生産合同『機械製造』が2011年頃から開発しており、2020年頃の実用化を目指しています。

ミサイルの名前以外の確たる情報は出ていませんが、射程距離は400km程度、飛翔速度はマッハ5~マッハ6になるようです。

一説によると、ロシア・インド共同開発極超音速ミサイル「ブラーモス-II」ロシア向けヴァージョンとの事です。
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未確認情報によると、「ツィルコン」の発射試験は、2012年7-8月、2013年7-8月、2013年9月末にアフトゥビンスク飛行試験センター爆撃機Tu-22M3により実施されたようですが、殆どが失敗だったと見られています。
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そして最近、「ツィルコン」の発射試験が改めて開始されることになりました。

今度は「地上発射複合体」からの試験ですから、おそらくはアルハンゲリスク州ネノクサ村に在るロシア海軍ミサイル発射試験場で発射試験を行なったようです。
[ロシア海軍の為の巡航ミサイルは試射中にアルハンゲリスク州ネノクサ村の住宅へ落下した]
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「ツィルコン」は、数年後に大規模な近代化改装が行なわれる重原子力ロケット巡洋艦「ピョートル・ヴェリキー」も装備する事になるようです。
(そして、先に近代化改装される同型艦「アドミラル・ナヒーモフ」も)
[ロシア海軍の重原子力ロケット巡洋艦ピョートル・ヴェリキーは近代化改装により極超音速対艦ミサイル"ツィルコン"を装備するかもしれない]

この他、現在開発中のロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦にも装備されるようです。
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原子力潜水艦はモジュール方式となる]
[ロシア海軍は自動化原潜の建造を検討する]
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