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ロシア海軍第5世代通常動力潜水艦カリーナ級は『2025年までの国家軍備プログラム』により建造される

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『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年3月18日11時40分配信
【最新非核動力潜水艦プロジェクト「カリーナ」は既に開発されている】
モスクワ、3月18日-ロシア通信社ノーボスチ

最新の第5世代非核動力潜水艦プロジェクト「カリーナ」は開発されているが、未だ国防省(海軍)から承認されていない。
金曜日、ロシア通信社ノーボスチ軍事産業企業体の高位の代理人より伝えられた。

同日の以前、ロシア連邦海軍総司令官代理アレクサンドル・フェドテンコフ中将は、非大気依存発電装置(AIP)を有する第5世代非核動力潜水艦シリーズの建造はロシアで近い将来に始まると記者団へ伝えた。

「プロジェクト"カリーナ"は既に海洋工学中央設計局ルビーンにより開発されておりますが、それは未だ国防省の承認と同意を得ておりません」
対談者は話した。

彼は、このプロジェクトの主な特徴は、標準的な嫌気性(非大気依存)発電装置有翼ミサイル「カリブル」になる事を強調した。


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年3月18日12時7分配信
【潜水艦「カリーナ」の建造は新たなロシア連邦軍備プログラムへ含まれる】
モスクワ、3月18日-ロシア通信社ノーボスチ

最新非核動力潜水艦プロジェクト「カリーナ」の建造と、その隻数は、2025年までの新たなロシアの国家軍備プログラムにより決められる。
金曜日、ロシア通信社ノーボスチ『統合造船業営団』公式代理人より伝えられた。

プロジェクト「カリーナ」の開発は海洋工学中央設計局「ルビーン」により既に行なわれているが、それは未だ国防省の承認と同意を得ていない。
このプロジェクトの主な特徴は、標準的な嫌気性(非大気依存)発電装置有翼ミサイル「カリブル」になる。


「非核動力潜水艦プロジェクト"カリーナ"の発注隻数は、新たな国家軍備プログラムにより決められます。
潜水艦の建造に関する問題は、防衛産業企業体の為の連邦特定目的プログラムの方針作成計画による標準的な非大気依存発電装置の準備状態に依存しております」

対談者は話した。

2025年までの新たな国家軍備プログラムは、今年の採択が予定されている。


ロシア海軍第5世代通常動力潜水艦「カリーナ」級の設計作業は、海洋工学中央設計局「ルビーン」により進められています。
[ロシア海軍の為の第5世代通常動力潜水艦カリーナ級の予備設計作業は完了した]
[ロシア海軍第5世代通常動力潜水艦カリーナ級は2017年から本格的な開発作業を始める]


「カリーナ」級の建造は2020年以降に開始されます。
[ロシア海軍の為の第5世代通常動力潜水艦カリーナ級の建造は2020年以降に始まる]

海洋工学中央設計局「ルビーン」は、通常動力潜水艦の為の新たな非大気依存発電装置(AIP機関)-改質型燃料電池の開発も進めています。
[ロシアは新たなAIP機関の試験を終えた]
[ロシア海軍の新世代潜水艦の為のAIP機関の試験は進んでいる]

第5世代の「カリーナ」級は、この非大気依存発電装置(AIP機関)を標準装備します。

「カリーナ」級に関する具体的な情報(サイズや予定性能など)は一切明らかにされていませんが、ロシア海軍総司令官代理アレクサンドル・フェドテンコフ中将「プロジェクト636及び677の最良の特質を受け取り現実化する」と述べています。
『タス通信』より
2016年1月21日11時34分配信
【海軍:第5世代潜水艦「カリーナ」は、プロジェクト636と677の最良の特質を受け取る】

つまり、プロジェクト636(06363)及びプロジェクト677「ラーダ」「好いとこ取り」という事です。


そして今回、ロシア造船業界の総元締である『統合造船業営団』公式代理人(広報官)は、「カリーナ」級の建造は、今年中に採択される「2025年までの国家軍備プログラム」下で実行に移されると述べました。

建造開始時期は、開発中の非大気依存発電装置(AIP機関)の実用化の目途が立った後になるようです。
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