ロシア海軍の為の第5世代多用途原潜ハスキー級の開発は進められている

『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年3月18日14時1分配信
【ロシアは最新潜水艦「ハスキー」の外観の形成を始めた】
モスクワ、3月18日-ロシア通信社ノーボスチ
最新の第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー」の外観は既に形成されており、海軍の戦術-技術的要件が開発されている。
金曜日、ロシア通信社ノーボスチは『統合造船業営団』公式代理人より伝えられた。
第5世代多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー」は、現在建造され、ロシア海軍の戦闘編制へ加わっている原子力潜水艦プロジェクト885「ヤーセン」の後継となる。
「現在、新たな原子力潜水艦の外観の形成作業が進められ、艦の概念設計を実行する為の海軍の戦術-技術的要件が開発されています」
『統合造船業営団』の代理人は話した。
これまでに知られているのは、多目的原子力潜水艦プロジェクト「ハスキー」が極超音速ミサイル「ツィルコン」で武装するという事だけである。
プロジェクトは、「マラヒート」設計局(サンクトペテルブルク)により進められている。
ロシアは3月19日に海軍潜水艦部隊創設110周年を迎える。
ソ連/ロシア海軍の攻撃原潜(多用途原潜)を手掛けてきた「マラヒート」機械製造局は、既に第5世代多用途原子力潜水艦「ハスキー」の設計作業に取り掛かっています。
[第5世代多用途潜水艦はステルス性を重視する]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は複殻式船体となり、排水量は12000トン以下になるだろう]
[ロシア海軍第5世代多用途原潜は水中無人機を搭載する]
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦の開発作業は進行中である]
第5世代多用途原子力潜水艦「ハスキー」は、モジュール方式(基本型は攻撃原潜であり、有翼ミサイル区画を挿入すれば有翼ミサイル原潜になる)となるようです。
[ロシア海軍の為の第5世代多用途原子力潜水艦はモジュール方式となる]

この他、旧ソ連海軍の「アルファ」級のような大幅な自動化による省力化も検討されています。
[ロシア海軍は自動化原潜の建造を検討する]
「ハスキー」級には、現在開発中の極超音速有翼ミサイル「ツィルコン」が装備されます。
[ロシア海軍の為の極超音速巡航ミサイル"ツィルコン"の試験が始まった]
[ロシア海軍第5世代多用途原子力潜水艦ハスキー級は極超音速巡航ミサイル"ツィルコン"を装備する]
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