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ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは戦闘演習の為に出航する

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『タス通信』より
2016年3月19日0時3分配信
【原子力潜水艦「ヤーセン」型のトップは間もなく初めての戦闘演習の為に海へ出る】
モスクワ、3月19日/タス通信、イリヤ・ヴィノグラードフ

「ヤーセン」型潜水艦シリーズのトップである多目的原子力潜水艦「セヴェロドヴィンスク」は、間もなく初めての戦闘演習の為に海へ出る。
北方艦隊広報サービス部長ワジム・セルガは報道機関へ伝えた。

「原子力潜水艦セヴェロドヴィンスクは試験運用を完了し、潜水艦は意図された任務を果たす準備が整っております。
現在、原子力潜水艦セヴェロドヴィンスク乗組員は、常時即応部隊への加入に先立つ複合活動を完了し、計画戦闘訓練活動の為に海へ出る準備を進めております」
セルガ
は話した。

彼によると、潜水艦新世代多目的原子力潜水艦として最初に提示される習熟を成功裏に完了し、乗組員は最初の錬成任務を成功裏に進め、基礎的訓練の全ての要素を遂行した。

「多目的原子力潜水艦セヴェロドヴィンスクは、北方艦隊で深海潜航を含めた全ての機器システム及び艦載兵装の複合試験を実施しました。
この艦の北方艦隊潜水艦乗員は、更に、浮上救助カプセルの試験の為、初めてのユニークな演習を実施しました」

士官は付け加えた。

金曜日、2013年末に海軍へ引き渡された「セヴェロドヴィンスク」の試験運用が完了した事が知られるようになった。
「ヤーセン」シリーズの最初の代表者の建造は20年掛かった-それは1993年に起工された。
このタイプの次の潜水艦は、改善されたプロジェクト885Mとして建造されている。



[新世代多用途原潜ヤーセン級(旧ブログ)]
[新世代多用途原潜ヤーセン級]

1993年12月21日に「セヴマシュ」で起工され、2010年6月15日に進水したプロジェクト885「ヤーセン」原子力水中巡洋艦の1番艦K-560「セヴェロドヴィンスク」は、2013年12月30日、受領-引渡証書への署名(ロシア連邦海軍への納入)が行なわれました。
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクはロシア海軍へ納入された]

2014年6月17日、ロシア海軍旗初掲揚式典が開催され、北方艦隊潜水艦部隊・第11対空母原潜師団へ編入され、正式にロシア海軍へ就役しました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクに聖アンドレイ旗は揚がった]
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは最新の原子炉セキュリティシステムを有する]

その後も白海で各種試験が実施され、2014年9月、常駐基地となるザオゼルスク(ザーパドナヤ・リツァ)へ向かいました。
[ロシア海軍最新鋭原潜セヴェロドヴィンスクは駐留基地ザオゼルスク(ザーパドナヤ・リツァ)へ向かった]

11月10日、ザーパドナヤ・リツァ浮上救助室の動作試験が行なわれました。
[ロシア海軍最新鋭原潜セヴェロドヴィンスクは救助カプセルの動作試験を行なった]

2015年5月9日の大祖国戦争勝利70周年記念日には、北方艦隊主要基地セヴェロモルスク沖の観艦式へ参加しました。


2015年6月6日、新型機器を搭載する「技術的作業」の為にセヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」へ回航されました。
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクはセヴェロドヴィンスク市へ到着した]

その後の動向は明らかにされていませんでしたが、「技術的作業」を終えてザオゼルスクへ戻り、慣熟訓練を続けていたようです。
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