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ロシア連邦国防相セルゲイ・ショイグ上級大将はエイスクのロシア海軍飛行訓練センター(新ニートカ)を視察した

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部発表
2016年3月22日16時47分配信
【ロシア国防相セルゲイ・ショイグ上級大将はエイスクに到着した】

ロシア国防相セルゲイ・ショイグ上級大将南方軍管区の各軍への業務出張中にクリミアからエイスク(クラスノダール地方)へ飛び、海軍海洋航空隊の飛行士の戦闘応用・飛行再訓練センターの施設の建設状況を視察する。

特に、軍当局のトップは、艦上航空隊地上試験訓練複合体(ニートカ)の司令所、航空機拘束ブロック、トランポリン部分の建設進行状況を点検し、航空機MiG-29Kの飛行訓練時に、その能力を評価する。
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セルゲイ・ショイグ上級大将は更に、海軍総司令部から、2020年までのセンターの行動計画の実行、新たな形の兵装や軍事機器への習熟、エイスク空港施設の建設及び再構築、駐機場、格納ゾーン、飛行要員収容の為の建物に関する行政サービスの報告を受ける。

ニートカは、艦の飛行甲板の形状の鋼鉄の飛行場であり、トランポリン台(スキージャンプ台)航空機拘束装置を装備している。
飛行場の寸法は、重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の飛行甲板に相当する。

ニートカには、更に、ヘリコプター発着艦訓練複合体も導入され、センターは、海軍航空隊航空機Su-33、Su-25UTG、MiG-29K/KUB、ヘリコプターKa-27、Ka-52K、そして艦プログラム下のKa-29の訓練の保障を可能にする。

更に、戦闘機航空隊を率いる艦上飛行指揮所の専門家グループ、単一艦及び艦グループへ駐留する飛行組織の為の航空艦の司令部要員、航空巡洋艦の航空機の運用を保障する専門家の訓練を行なう事が可能となる。

建設中の施設が操作へ入る事により、新型及び近代化された艦上配置航空機航空機(着艦)拘束装置の試験台、緊急用バリア、制止・加速設備、光学着艦システム、無線電波-テレビ制御装置の計画試験の実施、航空複合体の飛行士のフライトの保障が可能になる。


『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア連邦国防省広報サービス・情報管理部発表
2016年3月22日17時25分配信
【ロシア国防相はエイスクの艦上航空隊試験訓練複合体の建設状況を視察した】

本日(3月22日)、ロシア国防相セルゲイ・ショイグ上級大将は、南方軍管区の各軍への業務出張中にエイスク(クラスノダール地方)の海軍海洋航空隊の飛行士の戦闘応用・飛行再訓練センターの施設の建設状況を視察した。

軍当局のトップがロシア海軍海洋航空隊司令官イーゴリ・コジン少将から報告を受けたように、艦上航空隊試験訓練複合体(ニートカ)トランポリン台発艦加速複合体の部分は運用へ移行する準備が整っている。

「トランポリン台と加速部分は完成しています。それは、運用へ移行する準備が整っております」
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イーゴリ・コジン少将は話した。
「今日において、航空機(着艦)拘束装置の完成度は90パーセントです、その建設は5月に完了します」
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「全ての複合体は、今年末までに完全に納入されます」
海軍海洋航空隊司令官は締め括った。


[ロシア海軍航空隊の2つの「ニートカ」]

ロシアは、2010年からクラスノダール地方エイスク市に新たな「ニートカ」の建設を始めました。
[ロシアは、2010年に空母パイロット訓練センターの建設を開始する]

2013年7月には艦載機による飛行試験が実施されました。
[艦上戦闘機MiG-29KUBは新ニートカで試験を行なう]

エイスク市第819戦闘応用・飛行再訓練センター(新「ニートカ」)では、主に、ロシア海軍航空隊へ導入される新型機(近代化改修された既存機を含む)への習熟訓練が行なわれます。
[エイスクの新ニートカは本格的に稼働を始める]

既にロシア海軍航空隊艦上戦闘機隊は、エイスク新ニートカで訓練を始めています。
[ロシア北方艦隊の艦上戦闘機パイロットはエイスクの新ニートカで訓練を行なう]
[エイスクの新ニートカへ艦上戦闘機Su-33が到着した]

現在は特に、北方艦隊重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の新たな艦上戦闘機MiG-29K/KUBのパイロットの錬成に重点が置かれています。
[ロシア北方艦隊のパイロットは新たな艦上戦闘機MiG-29Kをマスターする]
[ロシア海軍航空隊はエイスクで艦上戦闘機MiG-29K/KUBのパイロットを養成する]

MiG-29K/KUBを装備する新たな航空連隊~第100独立艦上戦闘機航空連隊は編成されており、既に24機(契約分全機)が納入されています。
[ロシア海軍の重航空巡洋艦アドミラル・クズネツォフの為の新たな艦上戦闘機MiG-29Kの航空連隊の編成は殆ど完了している]
[ロシア海軍の空母アドミラル・クズネツォフの為の艦上戦闘機MiG-29K/KUBは契約分全機(24機)の納入を完了した]
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