ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフ支隊は対馬海峡を南下した

『日本国防衛省・統合幕僚監部公式サイト』より
2016年3月28日発表
【ロシア海軍艦艇の動向について】
2016年3月28日午前4時30分頃、ロシア海軍の3隻の艦艇が上対馬北東約74kmの海域を南西へ進み、対馬海峡を南下しました。
通過したのは、この3隻です。
ウダロイI級ミサイル駆逐艦(572):大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」
ドゥブナ級補給艦:中型海洋給油船「イルクト」
バクラザン級救難曳船:救助曳船「フォーチー・クルイロフ」

この3隻は、2016年3月末(3月26日頃?)にウラジオストクを出航しています。
上記の日本側発表と照らし合わせると、ロシア太平洋艦隊広報部が発表した時点で既に対馬海峡を通過していたようです。
[ロシア海軍太平洋艦隊の大型対潜艦アドミラル・ヴィノグラードフは遠距離航海へ出発した]
太平洋艦隊広報部の発表によると、この部隊は太平洋及びインド洋への遠距離航海を行ない、5ヶ国を訪問し、2つの国際海軍演習へ参加するとの事です。
その1つは、2016年4月にインドネシアのスマトラ島付近の海域で実施されるアジア太平洋地域国際海軍演習『KOMODO-2016』です。
[ロシア海軍太平洋艦隊は2016年4月に国際海軍演習『KOMODO-2016』へ参加する]
ただし、遠距離航海がどの程度の期間になるのか、具体的に何処の国を訪問するのかなどといった事は未だ公表されていませんが・・・
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