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ロシア太平洋艦隊艦艇部隊は環太平洋演習リムパック-2012へ参加する為にハワイへ向かった

本日(6月13日)、環太平洋合同演習「リムパック-2012」に参加するロシア太平洋艦隊の艦艇部隊がウラジオストクを出発しました。
[ロシア太平洋艦隊は環太平洋演習リムパック-2012参加準備を終えた]


『ロシア通信社ノーボスチ』より。
【太平洋艦隊艦艇支隊は、演習「リムパック」の為にウラジオストクからハワイへ向かった】
ウラジオストク、6月13日-ロシア通信社ノーボスチ、アナトーリー・イリューホフ

水曜日、大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、給油船「ボリス・ブートマ」、海洋救助船「フォーチィ・クリロフ」で構成されるロシア太平洋艦隊艦艇支隊ウラジオストクを去り、7月11日から20ヶ国以上の海軍将兵が参加する大規模国際演習「リムパック-2012」が開始されるハワイ諸島(アメリカ合衆国)へ進路を取った。
太平洋艦隊公式代理人ローマン・マルトフ1等海佐はロシア通信社ノーボスチに伝えた。

演習は3週間に渡って続き、8月2日に終了する。
同演習には、世界の22カ国から45隻の艦艇及び支援船が参加すると見られる。
ロシア海軍は、1971年から行なわれている国際演習に初めて参加する。

「見送りに来た司令部代表は、友人及び同僚に、古くからの海軍の伝統であるキール下の7フィートを支隊に望むと共に、この演習でロシア海軍を立派に代表する事を望みました」
代理人は述べた。

彼によると、同支隊のハワイへの長期航海は、太平洋艦隊水上艦部隊司令官代理セルゲイ・ソボコル1等海佐が指揮を執る。
航海中に、艦載ヘリコプターの参加を含む幾つかの艦艇演習が実施される。

「3週間に及ぶ演習は極めて現実に近い条件下において行なわれ、10回の作戦行動及び教練を仕上げる予定です。
それは、異なる国の海軍との連携行動、人道支援及び捜索救助活動の他、テロリストや海賊、密輸への対処を含みます」

マルトフは述べた。

彼は、1971年に行なわれた最初の「リムパック」演習にはアメリカ合衆国、カナダ、オーストラリアの艦艇が参加した事を指摘した。
現在、同演習には23ヶ国が参加している。
「これまで、ロシア海軍のリムパック演習への参加はオブザーバーとしてのみでした。
今年、国際演習の主催者は、太平洋艦隊艦艇を参加させる決定を下し、招待状が届きました」

代理人は述べた。
(2012年6月13日09時01分配信)


テレビ局『ズヴェズダー』動画ニュースより。
2012年6月13日18時13分配信
【太平洋艦隊艦艇は国際演習「リムパック-2012」に参加する】

00:33から登場する士官が艦艇支隊指揮官セルゲイ・ソボコル氏です。


[ロシア太平洋艦隊は環太平洋演習リムパック-2012に参加する]

今回、「リムパック-2012」に参加する3隻(大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」、給油船「ボリス・ブートマ」、海洋救助船「フォーチィ・クリロフ」)は、2011年10月から2012年1月までアデン湾海賊対処任務に就き、2月12日にウラジオストクへ帰港しています。
[ロシア太平洋艦隊第6次海賊対処部隊はウラジオストクへ戻ってきた]

大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
BPK548.jpg

大型海上給油船「ボリス・ブートマ」
Boris-Butma.jpg

海洋救助曳船「フォーチィ・クリロフ」
Fotiy-Krylov.jpg

記事中の「キール下の7フィートを」(семь футов под килем)と言うのは、要するに「航海の無事を祈る」(幸多からん事を)といった意味です。

また、セルゲイ・ソボコル氏が司令官代理を務める「太平洋艦隊水上艦部隊」は、第36水上艦師団を指しています。

第36水上艦師団には、ロシア太平洋艦隊の大型航洋水上戦闘艦全てが所属しています。
ただし、全ての艦が稼働状態に有るわけではありません。

[第36水上艦師団]
重原子力ロケット巡洋艦「アドミラル・ラーザレフ」(非稼働)
親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」
大型対潜艦「アドミラル・パンテレーエフ」
大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」
大型対潜艦「マルシャル・シャーポシニコフ」
大型対潜艦「アドミラル・トリブツ」
駆逐艦「ブイストルイ」
駆逐艦「ブールヌイ」(修理中)
駆逐艦「ベスボヤズネンヌイ」(予備役)
駆逐艦「ボエヴォイ」(非稼働)
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