新世代掃海艦アレクサンドル・オブホフは2016年6月にロシア海軍へ引き渡される

『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』より
2016年4月8日8時27分11秒配信
【ロシア海軍は(2016年)6月に初のガラス繊維強化プラスチック製船体の掃海艦を受領する-情報筋】
モスクワ、4月8日、インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)
プロジェクト12700掃海艦のトップ「アレクサンドル・オブホフ」のロシア連邦海軍への引き渡しは、以前の予定時期よりも1ヶ月後の6月になる。
金曜日、『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』は軍事産業企業体の情報提供者より伝えられた。
「中部ネヴァ川造船工場は掃海艦を2016年5月に引き渡さなければなりませんでしたが、現在、予定期日は6月になっております」
対談者は話した。
「アレクサンドル・オブホフ」はロシア連邦海軍の為のプロジェクトのトップ艦であり、建造と試験は長期間となると彼は付け加えた。
「アレクサンドル・オブホフ」の船体は中部ネヴァ川造船工場で2012年に形成された。
同艦の海軍への引き渡しは2015年秋に計画されていた。
しかし、『インタファクス-軍事ニュース出張所(AVN)』が業界の情報提供者より伝えられたように、艦の対機雷複合体の大量の試験が故に納入期限は2016年5月に延期された。
基地掃海艦は海洋工学中央設計局「アルマーズ」により設計された。
艦の排水量は890トン、全長61メートル、幅10メートル、満載排水量での速力16.5ノット、乗組員44名。
同艦の船体は、真空注入方式によるガラス繊維強化プラスチックの一体形成である。
ロシア海軍の新世代掃海艦プロジェクト12700「アレクサンドリト」の1番艦「アレクサンドル・オブホフ」は、2011年9月22日にサンクトペテルブルクの中部ネヴァ川造船所で起工されました。
プロジェクト12700の船体はガラス繊維強化プラスチックで造られており、世界最大級の非金属船体艦です。


起工から約3年後の2014年6月27日に進水しました。
[ロシア海軍の新世代掃海艦アレクサンドル・オブホフは進水した]
進水後に艤装工事が行なわれ、2015年2月から係留試験が始まりました。
2015年7月26日の「ロシア海軍の日」には、他の新型艦と共にバルチースクの観艦式へ参加しました。
[バルチースクの『海軍の日』記念観艦式にロシア海軍の最新鋭艦5隻が参加する]
2015年12月25日、当初の予定よりも大幅に遅れて工場航行試験が始まりました。
[ロシア海軍の最新掃海艦アレクサンドル・オブホフは洋上試験を開始した]
当初、「アレクサンドル・オブホフ」は2015年11月にロシア海軍へ納入される予定でしたが、2016年5月に延期される事になりました。
[最新掃海艦アレクサンドル・オブホフは2015年11月にロシア海軍へ引き渡される]
[ロシア海軍の新世代水上艦の就役は2016年に延期された]
そして、引き渡しは更に1ヶ月延期され、2016年6月となりました。
プロジェクト12700の2番艦「ゲオルギー・クルバトフ」も2015年4月24日に起工されています。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフは起工された]
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