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ロシア海軍黒海艦隊はクリミアで上陸演習を行なう

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『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2016年4月22日11時49分配信
【黒海艦隊は揚陸艦及びロケット艇の打撃グループの戦術演習を実施する】

黒海艦隊の複数の戦闘訓練射爆場で同時に、クリミア海軍基地の編制に含まれている揚陸艦部隊及びロケット艇部隊の戦術演習が実施される。

海上では、大型揚陸艦「ヤマル」、「アゾフ」、小型ロケット艦「ゼリョヌイ・ドル」、「ミラーシュ」、エアクッションロケット艦「サムーム」、ロケット艇「R-109」、「R-239」、「イワノヴェツ」、「シューヤ」、そして海洋掃海艦「イワン・ゴルベツ」が任務を遂行する。

翌日に艦艇グループは、無警護の泊地に停泊中の艦艇の合同機動演習、通信の行動訓練、敵の空中攻撃に対する組織的防衛へ取り組む。

演習の各エピソードを支援する為、黒海艦隊海軍航空隊多機能戦闘機Su-30SM対潜水陸両用機Be-12が参加する。

次に、海洋揚陸射爆場オプークのエリアで、艦艇支隊は、沿岸に位置する目標と標的艇へ火力支援の為の砲射撃を実行する。

演習は、戦術海洋揚陸部隊無防備の海岸への上陸で完了する。

合計で(黒海)艦隊の15隻の戦闘艦艇及び支援船が演習活動に関わる。


2016年4月22日から始まった今回のクリミア半島での上陸演習には、ロシア黒海艦隊第197揚陸艦旅団と、第41ロケット艇旅団の2個大隊~第166ノヴォロシースク小型ロケット艦大隊及び第295スリンスクロケット艇大隊第68水域保護艦旅団第418掃海艦大隊に所属する艦艇が参加しています。

第197揚陸艦旅団に所属する大型揚陸艦「ヤマル」、「アゾフ」は、2016年2月下旬まで「シリア・エクスプレス」(黒海沿岸からシリアタルトゥースへの輸送任務)に従事していましたが、以後はシリアへ派遣されていません。

第166ノヴォロシースク小型ロケット艦大隊に所属する小型ロケット艦「ゼリョヌイ・ドル」(プロジェクト21631「ブヤン-M」、2015年12月12日就役)は、2016年2月中旬から4月上旬までシリア沖へ派遣されており、4月14日に帰港しました。
[ロシア海軍黒海艦隊の最新鋭小型ロケット艦ゼリョヌイ・ドルはシリア沖から戻ってきた]

第166ノヴォロシースク小型ロケット艦大隊小型ロケット艦「ミラーシュ」(プロジェクト12341、1987年2月24日)は、2008年8月の南オセチア紛争においては、グルジア海軍の艦艇部隊と交戦し、警備艇1隻を対艦ミサイル「マラヒート」で撃沈、もう1隻の戦闘艇高射ミサイル「オサー-M」で撃破しました。
[アブハジア沖海戦(仮)続報・その3]
[アブハジア沖海戦「詳細」]

2015年6月下旬から8月下旬まで地中海東部へ派遣されていました。
[ロシア海軍黒海艦隊の小型ロケット艦ミラーシュは地中海から帰投した]

第166ノヴォロシースク小型ロケット艦大隊エアクッションロケット艦「サムーム」第295スリンスクロケット艇大隊ロケット艇「R-109」も2014年~2015年に地中海東部へ派遣されています。
[ロシア海軍黒海艦隊のエアクッションロケット艦サムームはセヴァストーポリへ戻った]
[合同演習『友情の橋-2015』を終えたロシア海軍とエジプト海軍の艦船はアレクサンドリアへ戻った]

第295スリンスクロケット艇大隊ロケット艇R-71「シューヤ」は、1980年代に高射ミサイル砲複合体「コールチク」の試験に従事していました。
[「コールチク」CIWS試験艇R-71]


演習には、黒海艦隊航空隊戦闘機Su-30SM対潜水陸両用機Be-12も参加します。
[ロシア海軍黒海艦隊航空隊は戦闘機Su-30SMへの更新を続ける]
[ロシア海軍航空隊のチャイカは復活する]
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