ロシア海軍カスピ小艦隊のロケット艦は演習で巡航ミサイル"カリブル"を発射する
- カテゴリ:ロシア海軍カスピ小艦隊

『タス通信』より
2016年4月25日10時51分配信
【カスピ小艦隊のロケット艦は複合体「カリブル-NK」からの射撃演習を実施する】
モスクワ、4月25日/タス通信
カスピ小艦隊の20隻以上の艦艇及び支援船は演習の為に出航し、複合体「カリブル-NK」からの射撃を実施する。
月曜日、南方軍管区広報サービスは発表した。
「冬期間の最終査察の枠組みにおいて、カスピ小艦隊の艦艇グループは駐留所マハチカラ及びアストラハンから出航し、カスピ海での査定戦術演習の実施へ着手しました」
広報サービスは話した。
ロケット艦「ダゲスタン」、小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」、「ウグリーチ」、「ヴェリキー・ウスチュグ」、小型砲艦「ヴォルゴドンスク」、「マハチカラ」を含む合計20隻以上の戦闘艦、戦闘艇、支援船が海上射爆場で戦闘演習任務を遂行する。
海上で艦艇乗員は沿岸及び空中目標へのミサイル複合体及び砲射撃を実施する。
演習のエピソードの1つは、ロケット艦による仮想敵水上艦とのミサイル戦闘となり、乗組員は、ミサイル複合体「カリブル-NK」、A-190砲及び「ドゥエト」を使用した射撃を実施する。
カスピ小艦隊のロケット艦「ダゲスタン」、小型ロケット艦「グラード・スヴィヤージスク」、「ウグリーチ」、「ヴェリキー・ウスチュグ」の4隻は、2015年10月7日にシリアの「イスラム国」拠点へ26基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しています。
[ロシア海軍カスピ小艦隊の4隻の艦はシリアへ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
[ロシア海軍は巡航ミサイルでシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点を攻撃した]
[ロシア連邦軍参謀本部作戦管理総局長はロシア海軍によるシリアのISIL(イラクとレバントのイスラム国)拠点攻撃について語った]
この4隻は、2015年11月20日にも、ISIL拠点へ18基の有翼ミサイル「カリブル」を発射しています。
[ロシア海軍カスピ小艦隊は再びシリアのISIL(シリアとレバントのイスラム国)拠点へ巡航ミサイル"カリブル"を発射した]
そして2016年4月25日、この4隻と小型砲艦「ヴォルゴドンスク」、「マハチカラ」など20隻以上の艦艇は演習の為に出航しました。
今回の演習では、有翼ミサイル「カリブル」、A-190-01 100mm砲、30mm機関砲「ドゥエト」の実弾射撃も実施されるとの事です。
有翼ミサイル「カリブル-NK」

A-190-01「ウニヴェルサール」100mm砲

30mm機関砲「ドゥエト」

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