ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機部隊はクリミア半島のニートカで発着艦訓練を行なう
- カテゴリ:艦上戦闘機Su-33

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア南方軍管区(黒海艦隊)広報サービス発表
2016年4月26日16時48分配信
【北方艦隊の甲板戦闘機Su-33及び襲撃機Su-25UTGの乗員はクリミアへ到着した】
本日(4月26日)、クリミア地域のサキ市の黒海艦隊飛行場へ北方艦隊海軍航空隊の独立艦上戦闘機航空連隊の航空機が到着した。
戦闘訓練計画に沿って、北方艦隊甲板航空隊の飛行士は、クリミアの(航空機)地上試験訓練複合体基盤ニートカで1ヶ月間のサイクル実地訓練を実施する。
クリミアには、約10機の甲板戦闘機Su-33及び襲撃機(練習機)Su-25UTGが到着した。
更に、北方艦隊海軍航空隊の航空機An-12、An-26、An-72は、半島へ航空機整備の為の整備要員及び機材を送り届けた。
航空機材の定期整備と飛行士の慣熟飛行の実施後、5月上旬から複合体での発艦及び着艦への取り組みが開始されるだろう。
ニートカ(НИТКА)~(航空機)地上試験訓練複合体は、甲板航空隊飛行士の航空巡洋艦の甲板からの航空機の発艦及び着艦手法への取り組みの為に意図されている。
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ロシア海軍の艦上戦闘機Su-33は、北方艦隊の「スモレンスク赤旗授与・ソ連邦英雄2度受賞ボリス・サフォーノフ記念第279独立艦上戦闘機航空連隊」にのみ配備されており、空母「アドミラル・クズネツォフ」を母艦としています。
(普段はセヴェロモルスク-3飛行場に駐留)
現在の総保有機は21機であり、この内の14機程度が稼働状態に在ります。

この他、第279連隊は7機の練習機Su-25UTGを保有しています。
[艦上練習機Su-25UTGは寿命延長改修を行なった]
クリミア半島サキ飛行場の艦上機訓練施設「ニートカ」は、2014年春以降、ロシア海軍航空隊の手に戻っています。
[ロシア海軍航空隊の2つの「ニートカ」]


2014年9月初頭、第279連隊のSu-33は、クリミアの「ニートカ」へ戻ってきました。
[ロシア海軍艦上航空隊はクリミアのニートカへ戻ってきた]
2015年7月中旬から9月初頭にも第279連隊のSu-33とSu-25UTGは、クリミアの「ニートカ」で飛行訓練を行ないました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機航空連隊は訓練の為、クリミアのニートカへ進出した]
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機航空連隊はクリミアのニートカで訓練を続ける]
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機航空連隊はクリミアのニートカでの訓練を終えた]
そして2016年4月26日、第279連隊のSu-33とSu-25UTGは、クリミアの「ニートカ」へ進出しました。
[ロシア海軍北方艦隊の艦上戦闘機Su-33はクリミア半島の訓練複合体ニートカへ移動した]
第279連隊は「ニートカ」で1ヶ月以上に渡る「発着艦」訓練を行ないます。
Su-33は、順次寿命延長近代化改修が行なわれており、少なくとも2025年までは運用されることになります。
[ロシア北方艦隊艦上戦闘機隊は近代化改修されたSu-33を受け取った]
[ロシア海軍航空隊の艦上戦闘機Su-33は2025年まで現役に留まる]
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