ロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフはバレンツ海で対潜戦闘訓練を実施した
- カテゴリ:ロシア北方艦隊(2012-2019年)

『ロシア連邦国防省公式サイト』より
ロシア北方艦隊広報サービス(セヴェロモルスク)発表
2016年4月26日17時7分配信
【大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」乗組員はバレンツ海における対潜演習を完了した】
本日(4月26日)、北方艦隊の大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」乗組員は、バレンツ海における対潜防衛演習を完了した。
数日間に渡り、大型対潜艦の乗組員は、単艦並びに他の水上艦、潜水艦、更には対潜ヘリコプターKa-27、対潜航空機Il-38、Tu-142乗員と連携した組織的な潜水艦の捜索及び追尾を含む対潜錬成戦闘訓練任務の様々な要素へ取り組んだ。
また、船員は、対潜兵器を組み合わせた複合戦闘演習、魚雷発射、深海爆撃を成功裏に実行した。
大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、プロジェクト1155大型対潜艦である。
それは、対潜ミサイル複合体、反応爆雷装置、魚雷発射管、その他の種類の砲及びミサイル兵器で武装している。
近年において北方艦隊の大型対潜艦は、積極的に大西洋、地中海、更には北極圏開発の為の遠距離航海の任務を果たしている。
4月初頭、大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」は、約半年間に渡って続いた北大西洋、地中海、紅海、アラビア海への遠距離航海任務を成功裏に遂行した後、北方艦隊主要基地セヴェロモルスクへ戻ってきた。
北方艦隊の大型対潜艦「ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ」(1982年1月10日就役、2010年12月7日再就役)は、2015年10月23日から2016年4月4日まで遠距離航海を実施しました。
[ヴィツェ・アドミラル・クラコーフ遠距離航海(2015年10月-2016年4月)]
この間、2015年12月初頭にはパキスタンを訪問し、同国海軍と合同演習を実施しました。
[ロシア海軍とパキスタン海軍の合同演習『アラビアン・モンスーン-2015』は完了した]
2016年1月下旬にはシリア沖で外国メディアの取材を受けました。
[シリア沖のロシア海軍北方艦隊の大型対潜艦ヴィツェ・アドミラル・クラコーフを外国メディアが取材した]
そして帰港から約3週間後、今度はバレンツ海で対潜戦闘訓練を行ないました。

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