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新世代フリゲート・プロジェクト22350は2025年までに6隻がロシア海軍へ就役する


『タス通信』より
2016年5月4日11時45分配信
【ショイグ:ロシア海軍は6隻のプロジェクト22350フリゲートを2025年に受け取る】
モスクワ、5月4日/タス通信

プロジェクト22350の6隻から成るシリーズは2025年にロシア海軍の戦闘編制へ補充されなければならない。
ロシア連邦国防省のトップ、セルゲイ・ショイグは述べた。

「6隻のこのような艦が2025年には海軍へ加入しなければなりません。
それは現代的な兵装と最新の管理手段を装備します」
ショイグ
は軍当局の電話会議で話した。

現在、フリゲートシリーズのトップ「アドミラル・ゴルシコフ」北方艦隊で試験を実施している事を軍当局のトップは想い起した。

以前、ロシア海軍総司令官代理アレクサンドル・フェドテンコフ提督は、海軍は2016年末に新たなフリゲートの受領を計画していると発表した。

「アドミラル・ゴルシコフ」は2006年初頭に起工され、2010年秋に進水した。
2014年11月、同艦は最初の試験へ出発した。
シリーズの2隻目「アドミラル・カサトノフ」は2014年に進水し、「アドミラル・ゴロフコ」の名を受けた3番艦は2016年に進水するだろう。

プロジェクト22350艦の排水量を有しており、29ノットの速力を発揮できる。
それは、特にミサイル「オーニクス」「カリブル」、そして高射ミサイル複合体「ポリメント-リドゥート」で武装している。


[ロシア海軍の為の新たなフリゲート~プロジェクト11356R(アドミラル・グリゴロヴィチ型)とプロジェクト22350(アドミラル・ゴルシコフ型)]
[新世代フリゲート「アドミラル・ゴルシコフ」型]
[アドミラル・ゴルシコフ型フリゲート(旧ブログ)]

ロシア海軍の為の新世代フリゲート、プロジェクト22350は、現在までにサンクトペテルブルク「北方造船所」で4隻が起工され、この内の2隻が進水し、1番艦は洋上試験中です。

1番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・ゴルシコフ」は2006年2月1日に起工、2010年10月28日に進水し、2014年11月から洋上試験が始まりました。
[ロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・ゴルシコフ"はバレンツ海で海上目標への砲撃試験を行なった]
同艦は2016年12月にロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[最新鋭のプロジェクト22350フリゲート1番艦アドミラル・ゴルシコフは2016年12月にロシア海軍へ引き渡される]

2番艦「アドミラル・フロータ・カサトノフ」は2009年11月26日に起工、2014年12月12日に進水し、現在艤装中です。
[建造中のロシア海軍最新鋭フリゲート"アドミラル・フロータ・カサトノフ"は2016年11月に乗組員を受け入れる]
同艦は2017年12月にロシア海軍への引き渡しが予定されています。
[最新鋭フリゲート"アドミラル・フロータ・カサトノフ"は2017年末にロシア海軍へ引き渡される]

3番艦「アドミラル・ゴロフコ」は2012年2月1日に起工され、2016年に進水が予定されています。
[サンクトペテルブルクでフリゲート「アドミラル・ゴロフコ」及びコルベット「グレミャーシチー」が起工された]

4番艦「アドミラル・フロータ・ソヴィエツカヴァ・ソユーザ・イサコフ」は2013年11月14日に起工されました。
[サンクトペテルブルク北方造船所はプロジェクト22350フリゲート「アドミラル・イサコフ」(と偵察艦「イワン・フルス」)を起工した]

当初、プロジェクト22350は、2020年までに6隻~8隻がロシア海軍へ引き渡される計画でした。

プロジェクト22350は、通常航行用のディーゼルと高速航行用のガスタービンを組み合わせた複合機関ですが、この内のガスタービンM90FRは、ロシアウクライナの共同開発であり、主な部品はロシアで製造し、ガスタービンエンジンの最終組立はウクライナで行なわれていました。
[ロシア新世代艦のガスタービンとディーゼル]

しかし、2014年2月末からのウクライナ危機、3月のロシア連邦によるクリミア半島編入により、ウクライナロシアの関係も悪化し、ガスタービンエンジンに関する「分業体制」も瓦解しました。
[ロシア海軍の新型フリゲートの建造は停滞する]
[ロシアはガスタービンエンジン供給中止に関してウクライナを訴える]

プロジェクト22350の場合、1番艦と2番艦のガスタービンは納入されましたが、3番艦以降の供給は途絶えました。
この為、ガスタービンの最終組立もロシア国内で行なう事になりましたが、その生産が軌道に乗るのは2018年になります。
[ロシアは2018年から艦艇用ガスタービンを量産する]

既に3番艦と4番艦のガスタービンは、改めてロシアの企業へ発注されているのですが、現物が出来上がるのは2018年以降になります。
このような状況下では、5番艦以後は2018年以降でなければ起工できないでしょう。

この影響の為か、当初の計画は修正され、2025年までに6隻をロシア海軍へ引き渡す事になりました。

プロジェクト22350を建造している「北方造船所」では、2018-2019年頃から、より大型(14000トン以上)の将来原子力駆逐艦「リデル」級の建造が始まる予定ですから、「リデル」との兼ね合いも有るのでしょうか。
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[ロシア将来駆逐艦プロジェクト「リデル」]


ただ、ショイグ国防相は、プロジェクト22350の建造が6隻で終了するとは一言も言っておらず、7隻目以降の建造の可能性は否定されていませんが・・・
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