ロシア海軍黒海艦隊の為の第4の新型哨戒艦セルゲイ・コトフは起工された
- カテゴリ:プロジェクト22160哨戒艦
本日(2016年5月8日)、ゼレノドリスク市で、ロシア連邦海軍の為の第4のプロジェクト22160哨戒艦「セルゲイ・コトフ」が起工されました。
[ロシア海軍の為の第4のプロジェクト22160哨戒艦セルゲイ・コトフは2016年5月8日に起工される]

『タス通信』より
2016年5月8日11時19分配信
【第4のプロジェクト22160哨戒艦は戦勝記念日に敬意を表してタタールスタンで起工された】
カザン、5月8日/タス通信特派員アレクセイ・ウガロフ
本日、第4のプロジェクト22160哨戒艦は、タタールスタンのゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場で戦勝71周年の折に起工された。
艦は、大祖国戦争に従軍したソヴィエト連邦英雄・ソヴィエト社会主義共和国連邦海軍少将セルゲイ・ニコラエヴィチ・コトフに敬意を表して命名された。
「偉大なる戦勝記念日を前にして、我々は改めて強調いたします。
新たなロシアが現代的で強力な海軍を建設している事を」
ロシア海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将は起工式典中に話した。
彼は、ゼレノドリスク工場が1934年に最初の発注を受けた事を想い起した。
「哨戒艦は、今日の私達にはとても必要です。
それは交通線保護の任務を果たし、海賊や密輸、そして他の任務に対処する為に使用されます」
コロリョーフは説明した。
「我々は、この発注を遂行できることを光栄に思います」
タタールスタンのトップ、ルスタム・ミンニハノフは話した。
プロジェクト22160艦は約1300トンの排水量を有しており、30ノットまでの速力を発揮できる。
自律航行期間は60日である。
このタイプの船は、領海警護、経済水域のパトロール、艦船の保護、更には海賊行為や密輸の阻止、海上での被災者の援助、環境モニタリングの為に意図されている。
プロジェクト22160艦の標準兵装は、57mm自動砲、機関銃、高射ミサイル「イグラ」の為の発射機「ギブカ」である。
加えて、艦には12トンのヘリコプターが駐留する。
2020年までにゼレノドリスク工場は、ロシア海軍へ6隻のプロジェクト22160艦の引き渡しを計画している。
同社は2015年に120周年を迎え、1500隻以上の様々なクラス及び用途の海洋-河川艦船を建造した。
その中でも特に重要なプロジェクトは、プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦、プロジェクト11661「ゲパルト」フリゲート、プロジェクト22100「オケアーン」警備艦、プロジェクト21980「グラチョノク」対水中工作艇である。
プロジェクト22160哨戒艦は、平時には領海警護、200海里の排他的経済水域の哨戒、海上密輸及び海賊行為の取り締まり、海難救助支援、海洋環境調査、 戦時には船舶の海上航行警護、海軍基地及び近海防衛を行なう多目的艦です。
現在建造中のプロジェクト20380/20385コルベットよりも、やや小サイズの艦ですが、航続性能は20380/20385を上回っています。
設計はサンクトペテルブルクの「北方計画設計局」が担当しました。
公開株式会社『北方計画設計局』公式サイトより
【哨戒艦プロジェクト22160】
建造を担当するのは、ロシア内陸部タタールスタン共和国のゼレノドリスク造船所です。

【公開株式会社「A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク工場」公式サイト】
1番艦「ワシーリー・ブイコフ」は2014年2月26日に起工されました。
[ロシア海軍の新型哨戒艦(モジュール艦)ワシーリー・ブイコフが起工された]
2014年7月25日には2番艦「ドミトリー・ロガチョフ」が起工されています。
今年(2016年)には2隻の起工が予定されています。
[2016年にロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦2隻が起工される]
[ロシア海軍の為の第3のプロジェクト22160哨戒艦パーヴェル・デルジャーヴィンは2016年2月18日に起工される]
2016年2月18日には3番艦「パーヴェル・デルジャーヴィン」が起工されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の第3の新型哨戒艦パーヴェル・デルジャーヴィンは起工された]
そして戦勝記念日の前日の5月8日、4番艦「セルゲイ・コトフ」が起工されました。
プロジェクト22160哨戒艦は、現在までに4隻が起工されており、少なくとも6隻の建造が予定されています。
「ワシーリー・ブイコフ」Василий Быков(工場番号161)
2014年2月26日起工/2016年夏進水予定/2017年就役予定
「ドミトリー・ロガチョフ」Дмитрий Рогачёв(工場番号162)
2014年7月25日起工/2018年就役予定
「パーヴェル・デルジャーヴィン」Павел Державин(工場番号163)
2016年2月18日起工
「セルゲイ・コトフ」Сергей Котов(工場番号164)
2016年5月8日起工
プロジェクト22160哨戒艦は6隻全てが黒海艦隊へ配備されます。
[ロシア海軍黒海艦隊は巡航ミサイル"カリブル"搭載艦24隻を受け取る]
プロジェクト22160哨戒艦には、有翼ミサイル「カリブル」が装備されます。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22160哨戒艦は巡航ミサイル"カリブル"を装備する]
[ロシア海軍の為の第4のプロジェクト22160哨戒艦セルゲイ・コトフは2016年5月8日に起工される]

『タス通信』より
2016年5月8日11時19分配信
【第4のプロジェクト22160哨戒艦は戦勝記念日に敬意を表してタタールスタンで起工された】
カザン、5月8日/タス通信特派員アレクセイ・ウガロフ
本日、第4のプロジェクト22160哨戒艦は、タタールスタンのゴーリキー記念ゼレノドリスク造船工場で戦勝71周年の折に起工された。
艦は、大祖国戦争に従軍したソヴィエト連邦英雄・ソヴィエト社会主義共和国連邦海軍少将セルゲイ・ニコラエヴィチ・コトフに敬意を表して命名された。
「偉大なる戦勝記念日を前にして、我々は改めて強調いたします。
新たなロシアが現代的で強力な海軍を建設している事を」
ロシア海軍総司令官ウラジーミル・コロリョーフ大将は起工式典中に話した。
彼は、ゼレノドリスク工場が1934年に最初の発注を受けた事を想い起した。
「哨戒艦は、今日の私達にはとても必要です。
それは交通線保護の任務を果たし、海賊や密輸、そして他の任務に対処する為に使用されます」
コロリョーフは説明した。
「我々は、この発注を遂行できることを光栄に思います」
タタールスタンのトップ、ルスタム・ミンニハノフは話した。
プロジェクト22160艦は約1300トンの排水量を有しており、30ノットまでの速力を発揮できる。
自律航行期間は60日である。
このタイプの船は、領海警護、経済水域のパトロール、艦船の保護、更には海賊行為や密輸の阻止、海上での被災者の援助、環境モニタリングの為に意図されている。
プロジェクト22160艦の標準兵装は、57mm自動砲、機関銃、高射ミサイル「イグラ」の為の発射機「ギブカ」である。
加えて、艦には12トンのヘリコプターが駐留する。
2020年までにゼレノドリスク工場は、ロシア海軍へ6隻のプロジェクト22160艦の引き渡しを計画している。
同社は2015年に120周年を迎え、1500隻以上の様々なクラス及び用途の海洋-河川艦船を建造した。
その中でも特に重要なプロジェクトは、プロジェクト21631「ブヤン-M」小型ロケット艦、プロジェクト11661「ゲパルト」フリゲート、プロジェクト22100「オケアーン」警備艦、プロジェクト21980「グラチョノク」対水中工作艇である。
プロジェクト22160哨戒艦は、平時には領海警護、200海里の排他的経済水域の哨戒、海上密輸及び海賊行為の取り締まり、海難救助支援、海洋環境調査、 戦時には船舶の海上航行警護、海軍基地及び近海防衛を行なう多目的艦です。
現在建造中のプロジェクト20380/20385コルベットよりも、やや小サイズの艦ですが、航続性能は20380/20385を上回っています。
設計はサンクトペテルブルクの「北方計画設計局」が担当しました。
公開株式会社『北方計画設計局』公式サイトより
【哨戒艦プロジェクト22160】
建造を担当するのは、ロシア内陸部タタールスタン共和国のゼレノドリスク造船所です。

【公開株式会社「A.M.ゴーリキー記念ゼレノドリスク工場」公式サイト】
1番艦「ワシーリー・ブイコフ」は2014年2月26日に起工されました。
[ロシア海軍の新型哨戒艦(モジュール艦)ワシーリー・ブイコフが起工された]
2014年7月25日には2番艦「ドミトリー・ロガチョフ」が起工されています。
今年(2016年)には2隻の起工が予定されています。
[2016年にロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦2隻が起工される]
[ロシア海軍の為の第3のプロジェクト22160哨戒艦パーヴェル・デルジャーヴィンは2016年2月18日に起工される]
2016年2月18日には3番艦「パーヴェル・デルジャーヴィン」が起工されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の為の第3の新型哨戒艦パーヴェル・デルジャーヴィンは起工された]
そして戦勝記念日の前日の5月8日、4番艦「セルゲイ・コトフ」が起工されました。
プロジェクト22160哨戒艦は、現在までに4隻が起工されており、少なくとも6隻の建造が予定されています。
「ワシーリー・ブイコフ」Василий Быков(工場番号161)
2014年2月26日起工/2016年夏進水予定/2017年就役予定
「ドミトリー・ロガチョフ」Дмитрий Рогачёв(工場番号162)
2014年7月25日起工/2018年就役予定
「パーヴェル・デルジャーヴィン」Павел Державин(工場番号163)
2016年2月18日起工
「セルゲイ・コトフ」Сергей Котов(工場番号164)
2016年5月8日起工
プロジェクト22160哨戒艦は6隻全てが黒海艦隊へ配備されます。
[ロシア海軍黒海艦隊は巡航ミサイル"カリブル"搭載艦24隻を受け取る]
プロジェクト22160哨戒艦には、有翼ミサイル「カリブル」が装備されます。
[ロシア海軍の為のプロジェクト22160哨戒艦は巡航ミサイル"カリブル"を装備する]
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