ロシア海軍太平洋艦隊の為の6隻のプロジェクト06363潜水艦はコムソモリスク・ナ・アムーレとサンクトペテルブルクで建造される

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『タス通信』より
2016年5月10日15時18分配信
【太平洋艦隊の為の「ワルシャワンカ」の発注は2つの工場の間で分割される事になるだろう】
カザン、5月10日/タス通信特派員アレクセイ・ウガロフ

太平洋艦隊の為のプロジェクト636.3(コード名「ワルシャワンカ」)潜水艦6隻の建造発注は、極東アムール造船工場サンクトペテルブルクアドミラルティ造船所の間で分割される事になるだろう。
火曜日、(ロシア)海軍造船管理部長ウラジーミル・トリャピチニコフは報道陣のインタビューに対し、こう述べた。

「両社は、このクラスの艦を建造する準備を整えており、最終決定は未だ下されておりません。
恐らくは、シリーズは幾つかの部分に分割され、両社へ委ねられる事になるでしょう」

彼は話した。

トリャピチニコフによると、発注の割当問題は検討段階に在る。
「決定は、これらの艦の建造時期と生産能力に応じた問題の検討が成された後でのみ下されます」
海軍造船管理部長
は説明した。

ロシア海軍(黒海艦隊)の戦闘編制には、既に4隻のプロジェクト636.3潜水艦が在る。
トップ潜水艦「ノヴォロシースク」は2014年8月にロシア連邦海軍へ引き渡された。
潜水艦シリーズの2隻目-「ロストフ・ナ・ドヌー」は2014年12月30日に引き渡された。
2015年末、同艦は地中海滞在時にテロリスト組織「イスラム国」(ロシア連邦では非合法組織)の施設を破壊する為に有翼ミサイル「カリブル」を使用した。


3番艦-「スタールイ・オスコル」は2015年7月からロシア連邦海軍での勤務に就いた。
シリーズの4隻目-潜水艦「クラスノダール」は2015年11月5日に海軍へ引き渡された。
これらの潜水艦は全てアドミラルティ造船所で建造された。
第5及び第6の潜水艦は、今年に黒海艦隊への引き渡しが計画されている。


[プロジェクト06363潜水艦]

現在、ロシア海軍の為のプロジェクト06363潜水艦は4番艦まで就役しており、今年(2016年)には更に2隻が就役します。
この6隻は全て黒海艦隊へ配備されます。

[プロジェクト06363]
・B-261「ノヴォロシースク」(Б-261 Новороссийск)
建造番号01670
2010年8月20日起工/2013年11月28日進水/2014年8月22日就役

・B-237「ロストフ・ナ・ドヌー」(Б-237 Ростов-на-Дону)
建造番号01671
2011年11月21日起工/2014年6月26日進水/2014年12月30日就役

・B-262「スタールイ・オスコル」(Б-262 Старый Оскол)
建造番号01672
2012年8月17日起工/2014年8月28日進水/2015年7月3日就役

・B-265「クラスノダール」(Б-265 Краснодар)
建造番号01673
2014年2月20日起工/2015年4月25日進水/2015年11月5日就役

・B-268「ヴェリキー・ノヴゴロド」(Б-268 Великий Новгород)
建造番号01674
2014年10月30日起工/2016年3月18日進水/2016年末就役予定

・B-271「コルピノ」(Б-271 Колпино)
建造番号01675
2014年10月30日起工/2016年5月進水予定/2016年末就役予定



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今年1月16日、ロシア海軍造船管理部長ウラジーミル・トリャピチニコフ氏は、太平洋艦隊向けにも6隻のプロジェクト06363潜水艦の建造が計画されている事を明らかにしました。
[6隻のプロジェクト06363(改キロ級)潜水艦がロシア海軍太平洋艦隊の為に建造される]

太平洋艦隊向けの6隻の06363潜水艦は、サンクトペテルブルク「アドミラルティ造船所」コムソモリスク・ナ・アムーレ「アムール造船工場」での建造が検討されており、2017年から建造を開始する予定です。
[ロシア海軍太平洋艦隊の為の6隻のプロジェクト06363潜水艦はコムソモリスク・ナ・アムーレ或いはサンクトペテルブルクで建造される]
[ロシア海軍太平洋艦隊の為のプロジェクト06363潜水艦は2017年から建造を開始する]

アドミラルティ造船所
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アムール造船工場
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そして今回、ロシア海軍造船管理部長ウラジーミル・トリャピチニコフ少将(2016年2月20日に昇進)は、太平洋艦隊向けの6隻の06363潜水艦は、アムール造船工場アドミラルティ造船所の双方で建造される事になると述べました。

トリャピチニコフ少将は、どちらの造船所で何隻建造するのかは明らかにしていませんが、結局、この件に関しては「折衷案」が採用される事になるようです。
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