ロシア海軍は対潜艦のソナーのオーバーホールを実施する

『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2016年5月16日15時0分配信
【対潜艦は捜索手段を更新する】

(ロシア)国防省は、対潜艦の水中音響システムの修理及び近代化の為、2016年に7500万ルーブル以上を支出する。
更新の対象となるのは、大型対潜艦「セヴェロモルスク」、「アドミラル・ヴィノグラードフ」、「アドミラル・パンテレーエフ」、更には太平洋艦隊、バルト艦隊、黒海艦隊の小型対潜艦の捜索手段(ソナー)である。


北方艦隊大型対潜艦「セヴェロモルスク」遠距離水中音響複合体MGK-355「ポリノム」に関する近代化では、技術的課題に沿った作業が実施される。
この複合体には水面下及び曳航式アンテナが含まれ、艦が速力25ノットで航行中に距離40-50kmで潜水艦を探知できる。

「セヴェロモルスク」に関する作業の目的は「製品MGK-355の操作特性の改善、信頼性の向上、製品の水中状況解明の技術的な能力の拡大」である。
同時に太平洋艦隊大型対潜艦「アドミラル・ヴィノグラードフ」、「アドミラル・パンテレーエフ」は、暫く使用する為の技術的準備状態のみを目的とした複合体のメンテナンスを行なう。

太平洋艦隊小型対潜艦「MPK-221」、「コレーツ」、「ソヴィエツカヤ・ガバニ」、「MPK-82」、 「MPK-107」黒海艦隊小型対潜艦「ムーロメツ」、「スーズダレツ」、「アレクサンドロヴェツ」、「カシモフ」 、「ポヴォリノ」、「エイスク」バルト艦隊小型対潜艦「カルムイク」、「アレクシン」は、水中音響複合体MGK-355MS、更には吊下げ式ステーションMG-339T「シェロン-T」の修理を行なう。
契約では更に、掃海艇RT-57、RT-248機雷探知水中音響ステーションMG-991の更新が提供される。

国防省は、対潜艦の捜索手段の修理に毎年支出している。
2016年には7500万ルーブルが支出され、2015年には8900万ルーブルの契約が締結され、2014年には9500万ルーブルだった。
過去数年、入札の商社は有限会社「ラジアン」となり、2016年には、コンツェルン「オケアンプリボル」へ加入している「ヴォドトランスプリボル-プスク」社が最高の価格を提示した。


記事中に登場する大型対潜艦3隻はプロジェクト1155(ウダロイ級)太平洋艦隊及び黒海艦隊小型対潜艦プロジェクト1124(グリシャ級)シリーズ、バルト艦隊小型対潜艦2隻はプロジェクト1331M(パルヒムII級)です。

プロジェクト1155大型対潜艦(「セヴェロモルスク」)
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プロジェクト1124M小型対潜艦(「ポヴォリノ」)
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プロジェクト1331M小型対潜艦(「アレクシン」)

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