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ロシア海軍の為のプロジェクト23550砕氷哨戒艦建造の為のプレートカットは2016年秋に始まる


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年5月30日13時41分配信
【『アドミラルティ造船所』は今秋に2隻の哨戒艦の建造を始める】
サンクトペテルブルク、5月30日-ロシア通信社ノーボスチ

『アドミラルティ造船所』は、ロシア連邦海軍の新たな2隻のプロジェクト23550砕氷哨戒艦の建造開始を2016年秋に計画している。
ロシア通信社ノーボスチは、造船所の総取締役アレクサンドル・ブザコフより伝えられた。

「現在、計画は進められています。
建造(開始)となるプレートカットは、おおよそ4ヶ月ほど後になるでしょう」

彼はこう話し、発注者への引き渡し時期は2020年末までとなっている事を明確にした。

以前、ロシア連邦国防省『アドミラルティ造船所』は、海軍の為の2隻のプロジェクト23550砕氷哨戒艦の建造契約を締結した事が伝えられた。
契約条件に沿って、艦は2020年末までに海軍へ引き渡されなければならない。

プロジェクト23550砕氷哨戒艦は、曳船、砕氷船、哨戒艦の性質を兼ね備えた根本的に新たな船である。
この船は、熱帯および北極圏水域を航行し、厚さ1.5メートルまでの氷を砕く事が出来る。
プロジェクト23550哨戒艦に集約された技術特性は、類似するものが無い。


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2016年1月下旬、ロシア連邦海軍総司令官代理アレクサンドル・フェドテンコフ中将は、2016年中に新型のプロジェクト23550砕氷哨戒艦の起工が計画されていると発言しました。
[2016年にロシア海軍の為のプロジェクト22800小型ロケット艦2隻が起工される]

2016年5月初頭、サンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』は、ロシア国防省(ロシア海軍)と2隻のプロジェクト23550砕氷哨戒艦の建造契約を締結しました。
[ロシア海軍の為の砕氷哨戒艦プロジェクト23550の建造契約が締結された]


そして『アドミラルティ造船所』総取締役アレクサンドル・ブザコフ氏は、2隻のプロジェクト23350建造の為のプレートカットが2016年秋から始まる事を明らかにしました。
おそらくは、2016年末までに正式に起工される事になるでしょう。

砕氷能力も有するプロジェクト23350は、熱帯海域及び北極圏の双方で運用できるとの事ですが、無論、活動のメインステージは北極圏でしょう。
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