ロシア海軍最新鋭原子力戦略用途水中巡洋艦ウラジーミル・モノマーフは戦闘準備を整える


『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2016年6月1日8時56分配信
【水中ロケット艦「ウラジーミル・モノマーフ」乗組員は戦闘準備を完了する】

戦略用途ロケット水中巡洋艦「ウラジーミル・モノマーフ(「ボレイ」級)は、戦闘勤務へ就く為の準備の最終段階へ入っている。
北方艦隊司令官ニコライ・エフメロフ中将は表明した。


彼は、(昨年)11月に白海からカムチャツカクラ戦闘射爆場大陸間弾道ミサイル「ブラヴァー」2基の一斉発射を水中から実行した事を想い起した。

『タス通信』が報じたように、準備完了後、「ウラジーミル・モノマーフ」乗組員は太平洋艦隊の常時駐屯所へ向かう。

以前、同様の訓練コースを同級の原子力潜水艦「アレクサンドル・ネフスキー」将兵が経ており、既に太平洋艦隊へ到着して勤務に就いている。

原子力水中巡洋艦「ボレイ」は、今後数十年のロシア海洋戦略核戦力の基礎とならなければならない。
各々のプロジェクト955潜水艦は、飛翔距離8000kmの固体燃料大陸間弾道ミサイルR-30「ブラヴァー」16基を搭載できる。
原子力潜水艦には、全乗組員を考慮に入れた浮上救助カプセルが装備されている。

2020年までに合計で8隻の「ボレイ」の建造が計画されている。
この内の3隻はプロジェクト955、5隻は近代化されたプロジェクト955Aである。


[新世代戦略原潜ボレイ級(旧ブログ)]
[新世代戦略原潜ボレイ級]

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第4世代プロジェクト955原子力戦略用途水中巡洋艦「ボレイ」の3番艦K-551「ウラジーミル・モノマーフ」は、2006年3月19日に起工、2012年12月30日に進水、2014年12月10日に竣工、12月19日にロシア海軍へ就役しました。
同艦は、書類上は太平洋艦隊第25潜水艦師団に所属しています。
[第3のボレイ級戦略原潜ウラジーミル・モノマーフはロシア海軍へ就役した]

就役前の2014年9月10日に初めて弾道ミサイル「ブラヴァー」を発射しています。
[ロシア海軍最新鋭戦略原潜ウラジーミル・モノマーフはブラヴァー弾道ミサイル発射に成功した]

就役後の12月26日にセヴェロドヴィンスクを出航し、北方艦隊原潜基地ガジエヴォに到着しました。
[ロシア海軍最新鋭戦略原潜ウラジーミル・モノマーフは北方艦隊原潜基地ガジエヴォに到着した]

以後もガジエヴォに「仮住まい」しながら慣熟訓練を行なっており、2015年11月14日夜には弾道ミサイル「ブラヴァー」2発を一斉発射しました。
[ロシア海軍の最新鋭戦略原潜ボレイ級3番艦ウラジーミル・モノマーフは弾道ミサイル"ブラヴァー"を2発同時にカムチャツカ半島へ発射した]

2016年も引き続きバレンツ海で各種訓練を行なっています。

[ロシア海軍最新鋭原子力戦略用途水中巡洋艦ウラジーミル・モノマーフはバレンツ海での訓練を終えて基地へ戻った]

そして「北方艦隊の日」である2016年6月1日、北方艦隊司令官ニコライ・エフメロフ中将は、「ウラジーミル・モノマーフ」が戦闘勤務(戦略パトロール任務)へ就く為の準備の最終段階に在ると発表しました。


「ウラジーミル・モノマーフ」は、2016年8月~9月にカムチャツカの原潜基地へ回航されます。
[ロシア海軍太平洋艦隊へ4隻の第4世代戦略原潜ボレイ級が配備される]
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