ロシア海軍の為に建造中の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフで火災が発生した


『ロシア通信社ノーボスチ』より
2016年6月7日22時50分配信
【サンクトペテルブルクでの掃海艦の火災は(ロシア)海軍への引き渡し時期には影響しない】
モスクワ、6月7日-ロシア通信社ノーボスチ

プロジェクト12700掃海艦「ゲオルギー・クルバトフ」の火災は、この艦の海軍への引き渡し時期には影響しない。
ロシア通信社ノーボスチは、『ネヴァ川中部造船工場』広報秘書官アレクサンドル・マラホフより伝えられた。

同艦は2017年の海軍への引き渡しが計画されている。

以前、火曜日夜にサンクトペテルブルクコルピノ地区『統合造船業営団』造船工場で建造中の艦が燃えたと報じられた。
火災面積は600平方メートルになる。

「この火災は、艦の建造に影響を与える事は有りません。
同艦は、以前の予定通りの時期に御客様へ御引き渡しいたします」
マラホフ
は話した。

彼は、火災が、建造の技術的段階の間に発生したと説明した~船台の周囲に足場が建てられた時、艦の船体の周辺が燃えた。

他の工場の代理人は、艦の船体が不燃性材料で作られているとロシア通信社ノーボスチへ伝え、「補助材料が燃えた可能性がある」事を指摘した。

ロシア海軍の為に建造される新世代対機雷防衛艦「ゲオルギー・クルバトフ」(プロジェクト12700の最初の生産艦)は、2016年7月29日の進水、2017年夏の試験実施が計画されていた。
同艦は2015年4月24日に『ネヴァ川中部造船工場』で起工された。
艦は、海軍基地周辺水域の艦にとって安全な距離で機雷を探知、破壊する為に意図されている。
艦の排水量は890トン、全長61メートル、幅10メートル、満載排水量での速力16.5ノット、乗員44名。
それは、真空注入により形成されるガラス繊維強化プラスチックの船体を有する世界最大級の艦である。


ロシア海軍新世代掃海艦プロジェクト12700「アレクサンドリト」は、船体が一体成型のガラス繊維強化プラスチックで造られており、世界最大級の非金属船体艦です。
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プロジェクト12700の1番艦「アレクサンドル・オブホフ」は、2011年9月22日にサンクトペテルブルク「ネヴァ川中部造船工場」で起工され、2014年6月27日に進水しました。
[ロシア海軍の新世代掃海艦アレクサンドル・オブホフは進水した]

2015年12月25日から航行試験が開始され、現在の所は2016年6月末までにロシア海軍へ引き渡される予定となっています。
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[新世代掃海艦アレクサンドル・オブホフは2016年6月にロシア海軍へ引き渡される]

プロジェクト12700の2番艦「ゲオルギー・クルバトフ」は、2015年4月24日に起工されました。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフは起工された]


起工から1年以上経った2016年5月下旬までにガラス繊維強化プラスチックの船体の形成は完了しました。
[ロシア海軍の為の新型掃海艦ゲオルギー・クルバトフの船体が形成される]

その後、艦内へ各種機器を設置する為、船体周辺に足場が組まれましたが、6月7日夜に火災が発生しました。
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既に火災は鎮火されていますが、建造元の「ネヴァ川中部造船工場」は、今回の火災は「ゲオルギー・クルバトフ」の引き渡し時期~2017年秋~には影響しないと表明しました。

とは言うものの、今年7月29日に予定されていた進水式典は延期されることになるでしょうし、引き渡し時期は早くても2017年末になるでしょうが・・・


既に計4隻のプロジェクト12700掃海艦の建造契約が締結されており、2016-2018年にロシア海軍へ引き渡される予定です。
[ロシア海軍は2015-2018年に4隻の新世代掃海艦プロジェクト12700を受領する]
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