ロシア海軍黒海艦隊の警備艦ラードヌイはシリア沖からセヴァストーポリへ戻った

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『タス通信』より
2016年6月10日11時27分配信
【警備艦「ラードヌイ」は地中海からセヴァストーポリへ戻った】
モスクワ、6月10日/タス通信

黒海艦隊警備艦「ラードヌイ」は、地中海への遠距離航海からセヴァストーポリへ戻った。
同艦隊の代理人ヴャチェスラフ・トルハチェフは発表した。

「6月初頭、警備艦ラードヌイは地中海で黒海艦隊の水上艦連合部隊及び遠海ゾーン部隊作戦司令部との合同演習へ参加しました。
仮想敵潜水艦の探知、破壊、空中攻撃手段からの艦船支隊の組織的防衛、船団護送の課題への取り組みが行なわれました」

彼は話した。

「ラードヌイ」に加え、演習には、警備艦「スメトリーヴイ」「プイトリーヴイ」、更には、6月9日にセヴァストーポリへ到着したフリゲート「アドミラル・グリゴロヴィチ」が参加した。
艦の乗組員は、特に、海上及び空中目標に対する砲及びミサイル射撃へ取り組んだ。


プロジェクト1135警備艦(NATOコード名「クリヴァクI」)「ラードヌイ」は、クリミア半島ケルチ市「ザリフ」造船所で1979年5月25日に起工され、1980年5月7日に進水、1980年12月29日にソ連海軍へ納入され、1981年2月25日に海軍旗初掲揚式典(就役式典)が開催され、黒海艦隊へ編入されました。
現在、ロシア海軍に在籍する唯一のプロジェクト1135です。

就役後は、度々地中海へ派遣されています。

2009年10月、バルト海で実施される演習へ参加する為に同海域へ向かう途中、大西洋上で消息を絶った貨物船「アークティック・シー」の捜索を命じられ、ハイジャックされていた同船を救出しました。
[ロシア海軍フリゲート、貨物船「アークティック・シー」ハイジャック犯を拘束]
[ロシア警備艦「ラドヌイ」はセヴァストーポリへ戻る]

2011年12月から2012年1月中旬まで重航空巡洋艦「アドミラル・クズネツォフ」の地中海遠征へ参加しました。
[空母クズネツォフ第4次地中海遠征]
[フリゲート「ラードヌイ」はセヴァストーポリへ帰港した]

2013年から2014年までセヴァストーポリの艦船修理工場でオーバーホールが実施され、2014年12月下旬、修理後の試験航海を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊のクリヴァクI級フリゲート"ラードヌイ"は修理後の最初の航海を終えた]

2015年2月初頭から5月下旬まで地中海東部へ派遣されました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦ラードヌイはクリミアへ帰ってきた]
この間、2015年5月下旬には中国海軍との合同演習『海洋協同-2015』(第1段階)へ参加しています。
[ロシア-中国海軍合同演習「海洋協同-2015」(2015年5月)]

2015年9月下旬から10月初頭まで地中海東部へ派遣され、同海域での演習に参加しました。
[ロシア海軍は地中海で演習を実施した]

2016年2月上旬には黒海艦隊の抜き打ち演習へ参加しました。
[ロシア海軍黒海艦隊は『抜き打ち演習』を実施する]

5月5日、地中海東部へ向かいました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦ラードヌイは地中海東部へ向かった]

その後、6月初頭まで地中海東部に滞在し、6月10日にセヴァストーポリへ帰港しました。


地中海を離れる直前(6月初頭)、警備艦「ラードヌイ」は、同じく地中海東部に居た黒海艦隊警備艦「スメトリーヴイ」、「プイトリーヴイ」、そして今年3月に就役した最新鋭警備艦「アドミラル・グリゴロヴィチ」と演習を行ないました。
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦プイトリーヴイは地中海東部へ行く]
[ロシア海軍黒海艦隊の警備艦スメトリーヴイは地中海へ向かった]
[ロシア海軍最新フリゲート"アドミラル・グリゴロヴィチ"は黒海艦隊基地セヴァストーポリへ到着した]


現在、地中海東部に居るロシア海軍の艦船は、この14隻になります。

警備艦「プイトリーヴイ」(黒海艦隊)
小型ロケット艦「セルプホフ」(黒海艦隊)
大型揚陸艦「ツェーザリ・クニコフ」(黒海艦隊)
大型揚陸艦「サラトフ」(黒海艦隊)
大型揚陸艦「ヤマル」(黒海艦隊)
軍用輸送船「ドヴィンツィヤ-50」(黒海艦隊)
軍用輸送船「ヴォログダ-50」(黒海艦隊)
海洋掃海艦「コヴロヴェツ」(黒海艦隊)
救助曳船「プロフェッソル・ニコライ・ムールイ」(黒海艦隊)
海洋曳船MB-31(黒海艦隊)
中型海洋給油船「イマン」(黒海艦隊)
サルベージ船KIL-158(黒海艦隊)
中型偵察艦SSV-201「プリアゾヴィエ」(黒海艦隊)
工作船PM-138(黒海艦隊)
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