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新型砕氷哨戒艦プロジェクト23550の1番艦は2018年にロシア海軍へ引き渡される

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『中央海軍ポータル』(フロートコム)より
2016年6月10日13時53分配信
【砕氷船「イリヤー・ムーロメツ」のような種類は1隻だけに留まるかもしれない】

「イリヤー・ムーロメツ」は、おそらくは唯一のプロジェクト21180砕氷船となるだろう。
現時点において、ロシア国防省は、このクラスの船を発注する計画を持っていない。
これは、6月10日・金曜日の砕氷船の進水式典において知られるようになった。


国防省の代理人は、優先順位が変更され、現在、軍当局は新たな砕氷哨戒艦プロジェクト23550の建造へ向いていると述べた。

昔ながらの砕氷船とは異なり、プロジェクト23550は、曳船及び哨戒艦の特質も併せ持っている。
同時に、それは、最大で厚さ1.5メートルの結氷を突破できる。
艦の排水量は8500トンである。

汎用艦は、北極水域の保護と監視、港で拘留した船の護送及び曳航、保障船への随伴と支援、救助活動への参加、最上甲板での特殊貨物コンテナの輸送、更には、海上及び沿岸施設の消火の為に意図されている。

シリーズの1番艦は2016年に『アドミラルティ造船所』での起工が予定されている。
その海軍への引き渡しは2018年に予定されている。




2016年6月10日、ロシア海軍向けの砕氷船としては40数年ぶりとなるプロジェクト21180砕氷船「イリヤ―・ムーロメツ」が進水しました。
[ロシア海軍の新型砕氷船イリヤー・ムーロメツは進水した]

しかし、今回の記事で触れられているように、現在の所、プロジェクト21180砕氷船の2番船以降の建造計画は有りません。
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プロジェクト21180砕氷船北極圏向けですが、この他にロシア海軍は、北極圏向けとして2隻のプロジェクト23550砕氷哨戒艦の建造を計画しています。
[ロシア海軍の為のプロジェクト23550砕氷哨戒艦建造の為のプレートカットは2016年秋に始まる]
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プロジェクト23550砕氷哨戒艦は、砕氷船、哨戒艦、曳船などの機能を併せ持った多機能水上艦であり、満載排水量は8500トンと、かつてのプロジェクト956駆逐艦(ソブレメンヌイ級)プロジェクト1155大型対潜艦(ウダロイ級)に匹敵します。
(ただ、全長は9561155よりも短く、幅は広いので、かなりファットな艦になりますが)

プロジェクト23550砕氷哨戒艦2隻の建造契約は今年5月にサンクトペテルブルク『アドミラルティ造船所』ロシア国防省(ロシア海軍)との間で締結され、2020年までの引き渡しが予定されています。
[ロシア海軍の為の砕氷哨戒艦プロジェクト23550の建造契約が締結された]

1番艦は、早ければ2018年末にはロシア海軍へ引き渡される見込みです。


ロシア北極圏を戦略的に重要な海域と位置付けており、2014年12月1日には、北方艦隊を中核とする北方統合戦略司令部が設立されています。
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[ロシア連邦軍北極圏統合戦略司令部が設立された]
[ロシア連邦海洋ドクトリンは改訂された]
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